【東日本学生相撲選手権】団体戦は日体大が2年ぶり奪還!準々決勝で日大撃破 駒大は23年ぶり3位入賞
第105回東日本学生相撲選手権大会が7日、東京・両国国技館で行われ、東日本の大学21校が参加した。5人制で争われるAクラス団体戦は、日体大が2年ぶり11度目の優勝を果たした。
日体大は予選1回戦で拓大に2―3で敗れるという波乱のスタートから、2勝11点の4位タイで予選を通過した。決勝トーナメント初戦(準々決勝)で、昨年優勝の日大と激突。先鋒・バヤルボルド(3年)が西出大毅(2年)に、二陣・満上颯悟(4年)がムンフビルグーン(2年)にそれぞれ敗れて0―2の後がない状況となった。そこから中堅・デルゲルバト(3年)、副将・杉本弘樹(4年)と取り返して2―2の大将戦へ。日体大の大将・トゥルボルド(2年)はアマチュア横綱の日大・鮫島輝(2年)と対戦し、激しい押し合いから最後は前に倒れ込みながら押し出し。殊勲の星で大一番を制した。続く準決勝は、予選1位通過の東洋大を5―0で圧倒した。
決勝は、予選で敗れている拓大と再戦。先鋒のバヤルボルドが先制し、二陣・満上は拓大の上田剛毅(4年)に敗れたものの中堅・デルゲルバトが勝って2―1とした。副将戦、杉本が立ち合いで右を差して胸を合わせると一気に前に出て寄り倒し。学生横綱の実力を発揮し、予選で敗れていた拓大の成川力哉(3年)を圧倒して主将が自ら優勝を決めた。
昨年の東日本学生選手権では準々決勝で敗れて28年ぶりに入賞を逃し、さらに全国学生選手権でも準々決勝で敗れて入賞を逃すという苦しい結果が続いていた。今季は4月の全日本大学選抜宇和島大会を制しており、これで2つ目のタイトル獲得。直近6年で4度優勝している東日本選手権で2年ぶりの奪還を果たした。
準優勝の拓大は、予選で日体大と日大を破るなど強さを発揮。決勝進出は6年ぶりのことだった。また、駒大の3位入賞は、松谷裕也(のちの小結・松鳳山)や元アマチュア横綱の姫野孝を擁した2003年以来23年ぶり。今大会個人優勝の阿部佑磨(3年)らの活躍が光り、3勝10点の2位で予選を通過すると準々決勝では中大を3―2で破った。
Bクラストーナメントで優勝した明大は1勝5点の予選8位で決勝トーナメント進出を果たし、2年ぶりのAクラス昇格を決めた。上位8校(日体大、拓大、東洋大、駒大、日大、東農大、中大、明大)は、全国学生選手権(10月31日〜11月1日、両国国技館)でAクラススタートとなる。また、上位8校に加えて9位の早大と10位の法政大は夏の選抜大会(全日本大学選抜金沢大会または全日本大学選抜十和田大会)の出場権を獲得した。
▽Aクラス団体戦 準々決勝
東洋大 5―0 明大
日体大3―2 日大
駒大 3―2 中大
拓大 3―2 東農大
▽準決勝
日体大 5―0 東洋大
拓大 4―1 駒大
▽決勝
日体大 4―1 拓大
○バヤルボルド 押し出し 斉藤榛
満上颯悟 押し出し 上田剛毅○
○デルゲルバト 寄り倒し 安藤珠璃
○杉本弘樹 寄り切り 成川力哉
○トゥルボルド 押し出し 前田哉
