皇族数確保2案、正副議長が合意 各党に8日提示、10日決定

衆参両院の正副議長が5日、衆院議長公邸で会談し、皇族数確保策に関する「立法府の総意」案に合意した。判明した総意案によると、「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案」と「皇籍離脱した旧11宮家の男系男子を養子に迎える案」の主要2案を「了とする」と明記し、総意に基づき法制化を政府に求めた。8日に衆参全13党派による全体会議を開いて総意案を提示し、10日に決定する見通しだ。
衆参の与野党第1党出身の4者間で方向性が固まったことで、今国会中の皇室典範改正が前進する。尾崎正直官房副長官は記者会見で、立法府の総意が取りまとめられれば「国会の議論を踏まえ、直ちに法案作成に入ることになる」と語った。
総意案では、現在の女性皇族について、婚姻後も皇族身分を保持するか否かの意向を尊重するなど一定の配慮を求めた。女性皇族の「配偶者と子への身分付与」には言及せず、「必要と認められる場合は所要の措置を講じる」との検討条項を付則に設けるのが適切とした。

