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中東情勢の影響で石油製品の材料「ナフサ」の供給不足に不安が広がる中、商品を包む袋にも影響が出ています。袋の調達に追われる問屋とポリ袋の工場を取材しました。

新潟市江南区の菓子問屋です。

大手菓子メーカーから割れたりかけたりしたおかきやせんべいなどを仕入れ、袋に詰めて販売しています。

しかし4月以降、袋の入荷が不安定になりました。

丸武古泉商店 高橋里香さん
「小さいのから大きいの7種類ありますが、いま現状、ここが通常ならいっぱいになっている所、こういう状態に今、なっています。」

普段は、1日に1万枚以上使いますが、現在は、8000枚程度に絞って生産しています。

本来は、商品によって使う袋の大きさが決まっていますが、、、

丸武古泉商店 高橋里香さん
「ない状態のモノを大は小を兼ねるで大きい袋で対応している毎日、商品と在庫の袋のパズルです。最低でも15種類はありますので、それを全部、この商品はこの袋を使うとか、この商品はどうしようっていう感じで迷いながら毎日やっております。ちょっと仕事が増えました」

メーカーから商品を入荷しても袋がなければ3日程度で湿気てしまいます。

規格外品のため入荷量を調整することもできません。

丸武古泉商店 高橋里香さん
「ホントにもう何度も言うようですけど早く元通りになってもらいたいですね」

一方、こちらは新潟市東区のポリ袋工場です。

ポリエチレンから袋やシートを作っています。

旭ポリエチレン 本間健夫 社長
「この辺、粒粒が落ちてますけどこれがいわゆる樹脂原料ナフサでできています」

工場では、このポリエチレンの粒を加熱して柔らかくした上で、薄く延ばし、製品にします。

4月から先月中旬にかけ原材料が入らなかったり遅れたりしたと言います。

このためそれまで使ったことのなかった材料を仕入れました。

旭ポリエチレン 本間健夫 社長
「これが中国の原料ですね一か八かで買った。オペレーターに言わせるとちょっと柔らかいらいしいんですね。なんか膜にしづらいって言ってたんですけど何とか使えてます」

最近になって遅れていた材料が届き、お盆頃までの分は確保できたと言います。

一息ついたところですが、先々への不安は募ります。

旭ポリエチレン 本間健夫 社長
「注文がどんどん来るんですよ。それで忙しいのはありがたいんですけど、お客さんが在庫を積み増しているだけで実需とは合ってないですから半年経ったらすごい暇になるだろうなという感じはしてますね」

こうした中小企業の現状を受け、新潟市議会では、保守系の最大会派が中原市長に申し入れを行いました。

石油関連製品の目詰まり解消や中小企業の経営支援などを求めています。

新潟市 中原市長
「企業の皆様から様々な事情や実態が届いているところでありますので我々新潟市としても、しっかりときょう頂いた要望について国の方に改めて要望していきたいと」

中原市長は4日午後、経済産業省に申し入れを行っています。

先行きの見通せない中東情勢。

県内の企業は一刻も早い正常化を望んでいます。