山西省太原市で新石器時代の遺跡発見、5000年前の彩陶が大量に出土―中国

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山西省太原市文物保護研究院は関係研究機関と協力し、このほど同市の陽曲県西盤威村で新石器時代の重要な遺跡「西盤威遺跡」を発見しました。この遺跡は面積約20万平方メートルに及び、豊富な種類の大彩陶(彩文土器)が大量に出土し、陽曲地域における仰韶文化後期(今からおよそ5300〜4600年前)の考古学的研究の空白を埋めるものとなりました。

西盤威遺跡は比較的緩やかな黄土台地に位置し、標高は約959メートルです。周辺は水に恵まれ、土地も肥沃で、古代人の生産と生活にとって優れた自然環境を備えていたとみられています。

この遺跡は、対象範囲内での体系的な調査を経て、南北方向に延びる黄土台地上に分布していることが確認されました。台地の間の断面には赤焼土や灰坑などが残存していて、8カ所の灰坑と1基の墓が確認されました。

出土した遺物は陶器や石器、骨器などが主で、中でも彩陶は数が多く、その文様は簡潔ながら規則性に富んでいます。その特徴から、義井遺跡で出土した彩陶と類似していることが分かりました。彩色は赤褐色が主で、一部に黒彩も見られます。文様は菱形や三角形、帯状など直線的な幾何学的モチーフを基本要素とし、これらが組み合わされて格子状や碁盤目状、菱形文、平行横帯、縦波状などの単位文様を形成しています。また、円形や点形といった文様を施した彩陶も数は少ないながら確認されました。(提供/CGTN Japanese)