日野 大型観光バス「セレガ」[ジャパンモビリティショー2025]

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20年ぶりにデザインを一新

 日野自動車は2026年5月20日、大型観光・高速路線バス「セレガ」の大幅マイナーチェンジモデルを発売しました。
 
 20年ぶりとなるデザイン刷新のほか、先進機能の強化などが図られています。

「セレガ」は1990年に登場した大型バスです。大型バスシリーズ「ブルーリボン」観光タイプの後継モデルとして誕生し、その後は多くのバス事業者に採用されてきました。

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 名称の「S’elega(セレガ)」とは、「セクシー&エレガント」を組み合わせた造語で、登場当初から流麗でモダンなデザインを採用し、大型観光バスのデザインに新たなトレンドを生み出したクルマです。

 初代はフロントガラスからバンパーまでを平滑で一体的にデザインし、ウインカー一体の横一文字ガーニッシュや乗用車のような灯体を採用。

 旧態依然としていた大型観光バスを一気に近代化させ、これ以後は他社も追従するようなトレンドを生み出しました。

 現行の2代目は2005年8月に発売されたもので、フロントガラス下の横一文字ガーニッシュや「アクセントピラー」、プロジェクターヘッドライトなどを特徴としています。

 生産はいすゞとの合弁会社「ジェイ・バス」が担当し、いすゞでは「ガーラ」として販売されています。

 今回発売されたマイナーチェンジモデルのエクステリアは、「Glamorous Flow」をコンセプトに、従来の雰囲気を残しながら、風を受け流すイメージの抑揚ある「ラウンディッシュデザイン」を採用しています。

 フロントからサイドへの流れを強調した流麗なフォルムとしながら、空力性能も向上したといいます。

 ヘッドライトは可変配光型となり、LEDコーナリングランプも備えることで視認性を高めています。一方で、現行型の特徴のひとつだった丸3つのコーナーバンパーは廃止され、ブラックのガーニッシュへと変更されました。

 リア回りは大きく変化しています。従来のルーフエンドにあったリアスポイラーに代わり、ボディサイド中央付近まで連続する門型の「シャープエッジルーフ」を採用。空力性能の向上とともに、フラッグシップとしての存在感を表現するデザインとしています。

 リアコンビランプも、縦に光るバーのテールランプを基調とした先進的なスタイルへと刷新されています。

 パワートレインは、現行型と同じ8.9L直列6気筒ディーゼルターボエンジン「A09C」(360ps)を継続して搭載します。一方、トランスミッションは従来の7速AMTから新たに12速AMTへと変更され、低燃費タイヤとの組み合わせによる燃費向上が図られています。

 安全・運転支援面では、出会い頭警報、左折巻き込み警報、車線変更警報、標識認識システムを採用し、標準装備としました。新たに液体式リターダーも搭載され、制動安全性がさらに強化されています。

 インテリアはカラーコーディネートを一新。「Natural」「Calm」「Adventure」という上質で落ち着きのあるコーディネートとし、さらなる快適性を追求。SDGsに配慮した素材・仕様も採用されるといいます。

 大幅マイナーチェンジを行った新型セレガの価格(消費税込・ハイデッカ・型式:RU1ASDY)は5095万2110円です。

 なお、いすゞ版の「ガーラ」についての案内は現時点では明らかにされていません。