“優等生キャラ”で年配層の好感度が高い(C)日刊ゲンダイ

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 春ドラマで意外(?)と健闘しているのが、土屋太鳳(31=写真)と、timeleszの佐藤勝利(29)が刑事役でダブル主演している「ボーダレス〜広域移動捜査隊〜」(テレビ朝日系=水曜夜9時)だ。

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 初回(4月8日放送)は世帯視聴率8.7%と好発進。15日の第2話で7.3%と1ポイント以上ダウンしたものの、22日の第3話は7.4%と安定している(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

「NHKの朝ドラと大河を除けば、『ボーダレス』は個人視聴率でも、春ドラマの中でトップ3に入るような数字をキープしているんです」(スポーツ紙芸能デスク)

 ちなみに視聴率トップは堤真一(61)主演のTBS日曜劇場「GIFT」で、「ボーダレス」と同じテレ朝で女性刑事が主人公、鈴木京香(57)主演の「未解決の女 警視庁文書捜査官Season3」(木曜夜9時)がそれに次ぐ。

 ただ、TVerのお気に入り登録数は「GIFT」の65.3万に対し、「ボーダレス」は37.4万と大きく水を開けられている(5月5日現在)。レビューサイトFilmarksでの評価も、「GIFT」が5点満点で3.5に対し、「ボーダレス」は2.8と低い。

「低評価でも視聴率が安定しているのは、放送枠のおかげもあるでしょう。“テレ朝水9”は『相棒』シリーズが放送される伝統の刑事ドラマ枠で、リアタイ視聴習慣ができている中高年の固定ファンがいますからね」(前出のスポーツ紙芸能デスク)

 実際、「ボーダレス」は初回放送後、《設定からして、理解不能》《TOKYO MERの警察版?》などと“離脱”をほのめかす酷評が相次いだが、回を追うごとに《1話完結で見やすい刑事モノ》《誰でも楽しめる作品》《子どもと一緒に安心して見られる》などとそこそこ評価する声が増えつつある。

「『ボーダレス』はかつての『水戸黄門』みたいなもので、1話完結で家族でも安心して楽しめるドラマ需要に応えているわけです。その主役に土屋さんを据えたのも、さすがテレ朝。体育大学卒で“明るい優等生キャラ”の土屋さんは、SNS世代の若年層より、中高年世代の好感度の方が高いですからね。狙いを中高年に定めて結果を出している」(元テレビ誌編集長)

 そんな土屋も2023年1月にGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太(31)との“でき婚”を発表し、世間を驚かせた。同年8月に第1子の出産を報告し、早々に仕事に復帰するなど慌ただしい時期もあったが、落ち着きを取り戻しつつある。

「ちょっと前ですけど、一部業界人の間で『95年2月生まれの女優は豊作』なんて言われたことがあったんです。土屋太鳳さんをはじめ、川口春奈さん、川栄李奈さん、松岡茉優さんと人気者がズラリ。同世代の支持率は明らかに川口さんが上でしょうけど、年配層やファミリー層に好かれる能力は、土屋さんの方が高そうです。そういう意味では、長く起用され続ける可能性が高いのは土屋さんかもしれません」(広告代理店関係者)

「ボーダレス」も長期シリーズ化できるか。

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