日銀本店

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 日本銀行が24日発表した3月の企業向けサービス価格指数(2020年平均=100、速報値)は113・5と、前年同月比で3・1%上昇した。

 プラスは61か月連続で、上昇率は前月から0・4ポイント拡大した。中東情勢の緊迫化に伴い、運輸を中心に上昇が目立った。

 同指数は企業間で取引される輸送や広告などのサービスの値動きを示す。調査対象の146品目のうち約8割にあたる116品目が上昇した。

 分類別の上昇率は、「外航貨物輸送」が42・1%と大幅に拡大した。ホルムズ海峡の事実上の封鎖によって物流が滞り、需給が逼迫(ひっぱく)したことが影響した。原油価格の高騰で燃料費の負担が増した「国際航空貨物輸送」は11・9%、「国際航空旅客輸送」は8・2%だった。訪日客の需要が堅調な「国内航空旅客輸送」は4・2%だった。

 2025年度の指数は111・8で、前年度比2・9%の上昇だった。24年度から0・4ポイント縮小した。