奈良県

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 奈良市は22日、市立奈良病院で電子カルテのシステムに大規模な障害が発生し、緊急性の高い患者を除く外来診療や救急の受け入れを22日から停止したと発表した。

 市によると、外部からサイバー攻撃を受けたとみられ、22日夕時点で復旧のめどは立っていない。

 市医療政策課によると、21日深夜に病院のネットワーク監視装置が異常を検知し、他のサーバーなどへの被害拡大を防ぐため、電子カルテなどに関係するサーバーをネットワークから切り離した。この結果、電子カルテの入力や閲覧ができなくなり、入院患者については紙のカルテで対応している。患者の状態に影響はなく、個人情報の流出も確認されていないという。

 市はネットワークを経由して外部から侵入を受けた可能性が高いとして、県警などとサーバーの解析などを進めている。

 市立奈良病院は病床数350床で、循環器科や小児科、産婦人科などがある。