「救護しなかった点も悪質」被告の男に拘禁刑3年を求刑 ごみ収集車ひき逃げ事件 弁護側は執行猶予付き判決を求める【長野】
去年12月、JR長野駅近くで起きた、ごみ収集車による死亡ひき逃げ事件。
22日の裁判で検察側は、被告の男に対し「拘禁刑3年」を求刑、一方の弁護側は「執行猶予付きの判決」を求めました。
過失運転致死などの罪に問われているのは、長野市三輪の会社員、佐藤陽市被告(56)です。
起訴状などによると佐藤被告は、去年12月8日の早朝、JR長野駅近くの道路でごみ収集車を運転中、安全を確認しないままバックで進み、路上に横たわっていた男性(当時47)をひいて死亡させ、その場から逃げたとされています。
22日の裁判で検察側は「注意義務に著しく違反し、救護しなかった点も悪質である」などとして、佐藤被告に「拘禁刑3年」を求刑しました。
一方、弁護側は「深く反省しており再犯の恐れはない」として、執行猶予付きの判決を求めました。
最終意見陳述で佐藤被告は、消え入るような声で「一生この罪と向き合い、償っていきたい」と述べました。
判決は5月18日に言い渡される予定です。
