完全自動運営のAIニュースサイト「AI Picks」
●元TikTok社員が起業 人間の介入を一切排除
「AI Picks」は、「TikTok」を運営するByteDanceの元社員である鳥濱尚真氏が、わずか1時間で立ち上げたニュースサイトであり、同サイトのメディア運営チームに人間は1人も存在せず、業務はすべてAIエージェントが行っているという。
結論から言えば、人間の雇用は究極の無駄であり、足手まといです。実際、私はこの3カ月間でAIに「1億トークン」もの処理を実行させました。これを人間の社員にやらせたら、人件費だけで3億円は下らないでしょう。
と語っており、「AI Picks」の立ち上げに人間を一切雇わず、「全員AI」での起業を選択した理由として、
人間は疲れるし、寝るし、給料や待遇に文句を言います。24時間奴隷のように働けとは言えません。しかしAIは、数万円のトークン消費だけで24時間365日、文句1つ言わずに完璧な速度でタスクをこなします。AIだけで売上が作れるこの時代に、わざわざ高コストな人間を雇う意味はなくないっすか。だから私は会社を辞め、人間を雇用するのをやめました。
と述べている。
あわせて「AI Picks」の立ち上げでは、人間の社員だけでなく、長年にわたってウェブ制作における常識であったCMSも完全に排除した。それについて鳥濱氏は、
現在のAI(検索エンジン)は、情報の鮮度と「機械が読み取れるピュアなコード」を厳格に評価します。AIに選ばれたければ、見栄えを気にして人間が作った装飾だらけのコードなどの“人間のエゴ”を捨て、AI自身にシステムを構築させるべきなのです。
事実、「AI Picks」は自律型AIエージェント「OpenClaw」がニュースを収集し、静的ファイルを直接生成してデプロイします。人間が介在する余地は1mmもありません。
との考えを示している。
「AI Picks」では、「限界費用ゼロ」の全員AI体制を採用することで、スポンサー広告枠を月額5000円で提供する。鳥濱氏は、この5000円という価格を単なる安売りではなく「人間が介在しないからこそ実現できる、AI時代の適正価格」と捉えており、
企業が生き残る道は、AIに迎合し、純粋な一次情報を差し出すこと以外に残されていません。この社会実験を通じて、日本のレガシーな情報発信を根底から破壊します。
と、「AI Picks」立ち上げにあたっての意気込みを示した。
