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東京電力の柏崎刈羽原発6号機は16日、営業運転前の最終検査を終えて、規制委員会から「使用前確認証」などが交付され、営業運転を開始しました。

一方、再稼働反対を訴える市民団体は抗議を行い来月の知事選で再稼働の争点化を望んでいます。

再稼働をめぐる大きな節目の日となりました。

「使用前確認証を交付します」

原子力規制委員会から東京電力に交付されたのは「使用前確認証」。

これをもって、東京電力は柏崎刈羽原発6号機の営業運転を開始しました。

2012年の運転停止以降14年ぶりとなり主に首都圏へ送られます。

福島第一原発の事故後東京電力の原発としては初めて再稼働した柏崎刈羽原発6号機。

当初、ことし2月に営業運転を開始する予定でしたがトラブルが相次ぎ、2度延期になっていました。

東京電力は16日、営業運転前の最終検査を実施。原子炉の圧力や水位などを記録し異常がないかを確認しました。

その後、規制委員会へ説明し問題がないと判断されたということです。

【東京電力 柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】
「これはあくまでもゴールではなくスタートだと思っています。安全を最優先したうえで運転をしっかりやるということに発電所一丸となって取り組んでいきたい」

エネルギーをめぐっては、中東情勢の悪化で原油価格が高騰。

東京電力の小早川智明社長は営業運転の開始により夏場に高まる電力需要にも対応したいとしています。

【東京電力 柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】
「価格をできるだけ安定的に維持できるよう‥‥‥安全を大前提としてしっかりとこれからの電力の安定供給に貢献できるよう活用していきたい」

◇ ◇
その一方で‥‥‥営業運転を前に16日、市民団体が新潟駅前で抗議行動を行いました。

抗議行動の前には東京電力にも抗議文を提出…

【規制庁・規制委員会を監視する新潟の会 桑原三恵 代表】
「営業運転の看板を即刻営業停止に変えて6号機再稼働をやめることを強く求めます」

柏崎刈羽原発をめぐっては去年、再稼働の是非を問う県民投票条例案が県議会に提出されましたが、否決されました。

市民団体は5月に行われる県知事選挙でそれが争点になることを望んでいます。

【規制庁・規制委員会を監視する新潟の会 桑原三恵 代表】
「知事は私たち県民が再稼働の是非について直接意思を表明する場を奪いました」「この問題は知事選の大きなポイントになると思います」

2度の延期を経て営業運転を開始した柏崎刈羽原発6号機。新たな局面を迎えています。