「ゴジラ−1.0」に引き続き「ゴジラ−0.0」に出演する神木隆之介と浜辺美波(C)2026 TOHO

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23年の「ゴジラ−1.0」で米アカデミー賞アジア初の視覚効果賞を受賞した山崎貴監督(61)の新作映画「ゴジラ−0.0」(11月3日公開)が、太平洋戦争末期から終戦直後の1947年(昭22)を描いた前作から2年後を描いた正統続編であることが14日、分かった。神木隆之介(32)と浜辺美波(25)も続投し、戦後復興期の49年の日本を舞台に全く新しい厄災の物語を描く。

特攻を回避して生き残ったことに悔恨の念を抱き、幻の戦闘機・震電でゴジラに立ち向かった神木演じる元ゼロ戦の操縦士・敷島浩一と、ゴジラに襲われながらも奇跡的に一命をとりとめた浜辺演じる典子が、スクリーンに帰ってくる。海神(わだつみ)作戦によって打倒され、海中に飛び散ったゴジラの肉片、細胞が鼓動を打った「ゴジラ−1.0」のラストの、その先が描かれそうだ。神木は「僕の人生の大切な作品の1つである『ゴジラ−1.0』の2年後を舞台にした映画に参加することができてこの上ない幸せです。より一層、監督の熱量が上がっていて、その環境の中で自分の大切な役の1人・敷島浩一を再び演じられ、さらに敷島浩一のことを理解できたように思えます」と感慨を口にした。

浜辺も「前作に続き、典子として『ゴジラ−1.0』の世界で存在できることに感謝しています。作中で浩さん、明子とひとつの家族として過ごす時間は、会えていない期間があったとは思えないほど、心が落ち着き、愛情があふれました」と語った。前作では本土に戻った敷島と、見知らぬ女性から託された明子を抱いた典子は偶然、出会い生活をともにする。物語含め、詳細は明かされていないが、典子の姓は敷島に変わっており結婚したとみられる。

新作の情報は、山崎監督が14日(日本時間15日)米ラスベガスで開催された世界最大級の映画コンベンション「CinemaCon2026」で明かした。各スタジオ注目の大作映画の最新情報が解禁される場で、邦画実写作品が作品単位でプレゼンテーションの場を設けて紹介されるのは初めて。山崎監督は「ゴジラ−1.0」の成功、映画館業界への貢献が評価され、全米劇場所有者協会主催のセッションに招待された。

本編を使用したファーストティザー映像も解禁され、米国の自由の女神像の真横を歩くゴジラの姿も描かれた。山崎監督は「『ゴジラ−1.0』は新作を作るに当たって巨大な壁となって立ちふさがってきたのです。あんな監督冥利(みょうり)に尽きる幸せな時間が敵になるとは…しかし、私たちは前に進まねばなりません。そう、どんな困難も乗り越えていく敷島家のように」とコメントした。

今作は、11月6日から北米公開も決定しているが、邦画として初めてハリウッド大作と肩を並べた撮影体制「Filmed For IMAX」で撮影された。IMAX認定のカメラで撮って、IMAXのフォーマットに合わせて作った作品で、これまで米俳優トム・クルーズ(63)主演の22年「トップガン マーヴェリック」や21年の米映画「DUNE/デューン 砂の惑星」などが認定を受けてきた。

神木、浜辺、山崎監督のコメント全文は、以下の通り。

神木隆之介(敷島浩一役)再び敷島浩一を演じさせてもらいました神木隆之介です。僕の人生の大切な作品の1つである「ゴジラ−1.0」のその2年後を舞台にした映画に参加することができてこの上ない幸せです。そして再び山崎貴監督、チームの皆さまとお仕事ができたことを誇りに思っています。前作ももちろんですが、より一層山崎貴監督の熱量が上がっていて、チーム全体を引っ張っていってくれました。その環境の中で自分の大切な役の1人でもある敷島浩一を再び演じられて、さらに敷島浩一のことを理解できたように思えます。たくさんの方に愛されているゴジラ作品に参加させていただくプレッシャーは前作と変わらずありますが、とにかく見ていただいた皆さま、そして、ゴジラを愛している皆さまに楽しんでいただけるように一生懸命尽くしました。この映画は11月3日火曜日に公開となります。その日は、我々、そして何より皆さまにとって特別な日"ゴジラの日"です。皆さまにお会いできるのを心待ちにしています。

浜辺美波(敷島典子役)前作に続き、典子として「ゴジラ−1.0」の世界で存在できることに感謝しています。作中で浩さん、明子とひとつの家族として過ごす時間は、会えていない期間があったとは思えないほど、心が落ち着き、愛情があふれました。撮影は山崎監督とチームが作り出すあたたかな雰囲気は前作と変わりませんが、前作よりもますます楽しんでいただけるものを、という撮影現場全体の熱量が昂まっているのを感じました。私自身は、最初に脚本を読んだとき、驚きと衝撃が走ったのを覚えています。え!? まさか!! これを!? と今作もとんでもないなあと空を仰ぎました。早くこの衝撃を皆さまと共有したい、そしてその姿を劇場で早く見たい、と私の心も既にたかぶっています。今作は日米同時期公開ということで、日本だけでなく世界の皆さまにもこの衝撃を共有できることがとてもうれしいです。今作も皆さまにたくさん楽しんでいただける、そして愛される作品になりますことを祈っています。ゴジラファンの皆さま、どうぞご期待くださいませ。そして監督、VFXの白組チームの皆さん、心から応援しています!? 11月3日火曜日、“ゴジラの日”に映画館でお会いしましょう。

山崎貴監督 「ゴジラ−1.0」はとても沢山の観客の皆さんに愛され、多くの賞もいただき、自分にとっても大切な作品になりました。しかし、新作を作るに当たって、何とそれらは巨大な壁となって立ちふさがってきたのです。あんな監督冥利(みょうり)に尽きる幸せな時間が敵になるとは…しかし、私たちは前に進まねばなりません。そう、どんな困難も乗り越えていく敷島家のように。そして今回、その敷島家の二人、神木君と浜辺さんが明子も続投してくれることになりました。前回は想像もしていなかった日米同時期公開も実現しそうです。今度こそ本当の意味で「世界が待ってる」にふさわしいものに、そしてこの時代だからこそ作るべき意味のある作品にしたいとスタッフ一同頑張っております。最大級の期待とともにお待ちください。