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 卓球の世界選手権団体戦(4月28日〜5月10日、ロンドン)に臨む日本代表が14日、東京都内で報道陣に練習を公開した。5大会連続で銀メダルに終わっている女子は、1971年以来となる55年ぶりの優勝が最大のターゲット。世界ランキング6位の張本美和(17=木下グループ)は初出場だった2年前の雪辱を誓った。

 エース格に成長した張本美が世界の頂点だけを見据えた。5大会連続で銀メダルに終わり、いずれも決勝で中国に敗れている世界選手権の団体戦。日本女子にとって55年ぶりの優勝が懸かる今大会への抱負を問われると「今回は金メダルしか目指していない」と決意を口にした。

 2年前に行われた前回大会は決勝で2試合に起用されながら、いずれも敗れて悔し涙を流した。その戦いを「忘れられない貴重な経験」と語るように、飛躍の糧としてきた。今回も日本勢で最年少だが、世界ランキングは女子で最上位の6位。今年1月の全日本選手権は決勝で早田を下して初優勝を飾るなど、力をつけてきた。

 最近は週2回のウエートトレーニングで肉体改造に着手。下半身だけでなく上半身も強化し、周りから「大きくなったね」と声をかけられるほど力強さは増した。自分に甘さのあった2年前を踏まえ「今年は腹をくくってやらないといけない」と力を込めた17歳。覚悟を持って一戦一戦を戦い抜く。

 ≪男子・松島キーマン≫男子はともに世界ランキング1桁台の張本智、18歳の松島の二枚看板で2大会ぶりのメダル獲得を目指す。岸川監督は「ここ半年で凄く成長している。どれだけ相手エースや2番手を倒せるかが重要」と成長著しい松島をキーマンに指名。長年にわたり男子代表をけん引してきた張本智も「監督に“気を使って僕をエースで使う必要はないです”と話をしている」と明かし、調子や対戦相手との相性によって2番手としての出場も受け入れる心構えだ。2度目の出場となる松島は「今はどの選手とも戦える自信がある」と、中国撃破での優勝を誓った。