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石川県かほく市で8日、新入生らを事故から守る街頭指導が行われました。通学路にひそむ危険。子どもの安全を守るには何が必要なのかを考えます。

「信号が青になっても車が来ないか見て渡ってね」

新学期の始まりに合わせ、石川県のかほく市と津幡警察署が行った、登校児童らへの街頭指導。

8日朝、かほく市内の小学校近くの交差点では、市長や警察署員が街頭に立ち、入学したばかりの新1年生らを見守りながら、交通安全を呼び掛けました。

津幡警察署・源 雄一郎 署長:
「この時期は交通環境に不慣れな子どもたちが多いので、ドライバーは速度を落とすなど慎重な運転を心がけてほしい」

石川県内では去年、歩行者が絡む交通事故が290件発生していて、そのうち小学生が絡む事故は15件だったということです。

市川 栞 キャスター:
ここからは石川県警の宮永交通部長にお話を伺っていきます。よろしくお願いします。

石川県警・宮永裕嗣交通部長:
お願いします。

市川:
この新入学シーズン初めて登下校するというお子さんも多いと思います。そこでやはり気になるのが交通事故ですね。

そしてですね。このグラフを見ていただきたいんですが、この事故の原因ですね。見て見ると登下校時の事故がかなり多いんですね。このあたりはほとんど4割ほどを登下校で占めているということになりますけれども、中でも特に下校時が多くなっていると。これって理由はあるんですか。

宮永交通部長:
登校中っていうのは、集団であの動かれることが多いのかなと。そして比較的、下校中というのは、バラバラで動かれる子どもさんが多い、そういったところで事故の件数が多いのかなとは思います。

市川:
また、時間帯としても暗くなる時間帯ということもあるかと思いますが、そのあたりはドライバーの見え方も変わってきますよね。

宮永交通部長:
そうですね。お互い見にくくなるので、そういったところで事故の危険性というのがあると思います。

市川:
なるほど。そしてその事故の原因も見ていきたいんですけれども、このように、お子さんが違反したわけではない「違反なし」というものも4割以上あるんですが、一方で、お子さんが原因で事故になってしまうというケースも半数以上を占めていることになります。中でもやはり飛び出しというところが一番多くなっていますが、飛び出しの事故というのは危ないですね。

宮永交通部長:
そうですね。

市川:
この 2番目に多いのが横断違反とありますが、この横断違反というのは具体的にどんなものがあるんでしょうか。

宮永交通部長:
停止車両の間を飛び出すとか、車両の直前を出てくるとか、そういった違反かなと思います。小さいお子さんですと、車の影に完全に隠れていますので、突然の飛び出しと同じような危険性があると思います。子どもさんの特性として、視野が狭いというのがあるので、そういったことを考慮して、車の運転手には充分気をつけてほしいなと思います。

市川:
お子さんは視野が狭いということとか、急に飛び出すっていうことは、改めて意識しないといけないですね。

宮永交通部長:
そうですね。それを踏まえて、子どもさんがいることがわかっても、そこの動きに充分注意して運転をしていただくというのが大事だと思います。

市川:
そしてですね、この新年度の時期なんですが、よく「魔の7歳」という言葉を耳にするんですが、これ入学したばかりのお子さんに多い事故ということですね。いかがでしょうか。

宮永交通部長:
7歳という年齢を見ると、小学校1年生とか2年生の年齢ですかね。そういった年代は、大人と別の子供だけで行動する機会が多くなるのかなと思いますので、そういったところで、事故が増える可能性はあるのかなと思います。

市川:
その時にこう改めて気をつけなければいけないこと、特に、お子さんについてはどんなこと気をつけなければいけないですか。

宮永交通部長:
道路に急に飛び出さないとか、道路を横断する時にはしっかり周りを見て、安全を確認をして渡るということが大事かなと。

市川:
大人もその姿勢を見せていくっていうのも大事かもしれませんね。

宮永交通部長:
その通りですね。子供は大人の真似をしますので、大人がしっかりと交通ルールを守るということが大事だと思います。

市川:
改めてこれ注意をして、運転を新年度もしていかなきゃいけないですね。

宮永交通部長:
保護者、自転車、自動車運転手、いずれも守っていただかないといけないルールがあると思いますので、それぞれの立場でしっかりとルールを守るということが大事だと思います。

市川:
ここまで石川県警の宮永交通部長にお話を伺いました。