イタリアに続き、市場価値第16位・デンマークのW杯欧州予選敗退も衝撃だ 絶対的司令塔エリクセンを中心としてきた世代に終わりが迫る
今週行われた2026W杯欧州予選プレイオフでは、イタリア代表がボスニア・ヘルツェゴビナ代表に敗れてW杯出場を逃したことが大きな話題を呼んだ。
しかし衝撃度という意味では、チェコ代表にPK戦の末敗れて出場を逃したデンマーク代表もインパクトが大きい。近年のデンマークはEURO2020でベスト4に入り、W杯も2018、2022年大会と連続で出場していた。チェコも力のあるチームだが、どちらかといえばデンマークの方がタレントは豪華だったと言える。
前線ではナポリFWラスムス・ホイルンド、プレミアリーグでの経験も豊富なマルセイユMFピエール・エミール・ホイビュルク、スポルティングCP所属MFモルテン・ヒュルマンド、サイドからの仕掛けを得意とするラツィオFWグスタフ・イサクセン、サイドバックあるいはウイングバックからの攻撃参加に強みがあるヨアキム・メーレ、アーセナルに加入したMFクリスティアン・ノアゴール、そしてチームの大黒柱であり続けたベテランMFクリスティアン・エリクセンなど、5大リーグで戦う選手が揃っている。
確かにチームのピークは過ぎていた感もあり、欧州予選グループステージ最終節でスコットランド代表に敗れたことはそれを象徴していると言える。しかし、スコットランド相手の敗北を含めデンマークほどの国がW杯本大会に出場できないのは衝撃が大きい。
34歳を迎えているエリクセンは、「W杯に出場できないのはとんでもないこと。この大会に出場してから(代表での進退を)考えるつもりだっただけに失望は大きい」と語っていて、年齢的にエリクセンがW杯に出場することはもう無いかもしれない。
エリクセンを中心としてきた世代に終止符が近づいており、この敗北劇をきっかけにデンマークは大きな改革を迫られそうだ。
