6速MT搭載のSTIコンプリートカー「WRX STIスポーツ#」

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2019年以来の復活となるMTモデルは争奪戦必至か!?

 2026年1月9日、スバルテクニカインターナショナル(以下、STI)は、カスタムカーショー「東京オートサロン2026」の場で、コンプリートカー「WRX STI Sport#(シャープ)」を初公開しました。春の発売を予定しています。
 
 その後、ユーザーから寄せられた反響について、首都圏のスバルディーラーに問い合わせてみました。

 2026年1月9日〜11日にかけて開催された東京オートサロン2026のスバルブースで、常に人だかりができていたモデルこそがWRX STI Sport#です。

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 ベースとなる「WRX」は、かつての「インプレッサWRX」の系譜を受け継ぐモデルとして2014年にデビュー。このときは6速MTを搭載するハイパフォーマンスモデル「WRX STI」と、大人向けのGTモデル「WRX S4」の2本立てとなっていました。

 2021年にデビューした2代目の現行型では、WRX S4に統一された形で、WRX STIの設定はなくなっています。

 そんななか登場したWRX STI Sport#の最大の注目ポイントといえば、WRXの日本仕様においては初となる、ファン待望の6速MTを採用していることが挙げられます。

 このWRX STI Sport#は、WRXをベースに、水平対向ターボエンジンやシンメトリカルAWD、マニュアルトランスミッションといった、スバルが磨き続けてきた技術を組み合わせたSTI(スバルテクニカインターナショナル)のコンプリートカーです。

 そして足まわりは、ブリヂストン製ハイパフォーマンスタイヤ(ブリヂストン「ポテンザS007」・245/35R19サイズ)と、STIによるチューニングを施したZF製電子制御ダンパーを組み合わせることで、優れた走行安定性と応答性を実現している点です。

 さらに、ブレーキにはゴールド塗装のbrembo製18インチフロント対向6ポット&リア対向2ポットブレーキキャリパーを採用し、制動力とコントロール性を高めています。

 その他の主な特別装備として、「STI製フレキシブルドロータワーバー フロント」「STI製フレキシブルドロースティフナー フロント/リア」「245/35R19タイヤ(ブリヂストン ポテンザ S007)」「19インチ×8 1/2Jアルミホイール(マットグレイ塗装)」「小型トランクスポイラー(ブラック塗装)」を装着。

 インテリアは、「本革巻シフトノブ&本革巻ハンドブレーキレバー」「ウルトラスエードシート[ブラック(ブラックステッチ)/イエローパーフォレーション]「RECARO製フロントシート」などが設定されています。

 搭載されるパワーユニットは、排気量2.4リッター、水平対向4気筒DOHCデュアルAVCS直噴ターボ DIT「FA24型」エンジンであり、最高出力は275PSを発揮します。これは通常モデルから大きな変更はありません。

 ボディサイズは、全長4670mm×全幅1825mm×全高1465mm、ホイールベースは2675mmとなっています。

 このWRX STI Sport#は、2026年春頃に台数限定で販売予定であり、現時点で価格は未定です。

 基本的な情報が公開されつつも、まだまだ謎めいた存在であるWRX STI Sport#、ユーザーの反響について、2月下旬に首都圏にあるスバルディーラーに問い合わせてみました。

「『限定販売とのことだが、先着順or抽選のどちらになるのか』あるいは『既存のスバルユーザーの方が有利なのか』といった、突っ込んだお問い合わせもいただいております。

 当社の限定モデルは、車両本体価格が確定する前から『発売されたら買う』というお客様が多いのですが、WRX STI Sport#においても同じことがいえます」

 他のスバルディーラーはというと、以下のような回答がありました。

「『予約が開始されたら連絡してほしい』や、『確実に入手するにはどうしたらよいのか』といったお問い合わせもいただいております。

 争奪戦が予想されるので確実に入手する方法は厳しいと思われますが、受注期間をうっかり見過ごしてしまわないよう、ご注意いただければと思っております」

※ ※ ※

 注目度が高いモデルだけに、発売日はいつなのか、そして価格についても各所にアンテナを張っている方がいると思われます。

 一部情報ではスバルおなじみの「555」万円に設定されるのではないかと、にわかにうわさになっていますが、いずれにせよ現在のところは不明です。

 しかし、いちクルマ好きとしては「本当にほしいと思っている人のところに届くかたち」でオーナーがきまってくれることを願うばかりです。