41歳シャーザーが6回1失点で故障者続出のBジェイズ救う 親指完治「ピアノを弾くことが解決策だった」
◇インターリーグ ブルージェイズ 5―1 ロッキーズ(2026年3月31日 トロント)
ブルージェイズのマックス・シャーザー投手(41)が31日(日本時間4月1日)、本拠でのロッキーズ戦で今季初登板初先発。6回で83球を投げ、4安打1四球4三振1失点で今季初勝利を挙げた。「4番・三塁」で先発した岡本和真内野手(26)は開幕5戦連続安打となるメジャー初適時打を含む5打数1安打1打点3三振だった。
最速95.1マイル(約153キロ)の直球とスライダーのコンビネーションにカーブ、チェンジアップを織り交ぜ、5回まで3安打無失点。2―0の6回1死からロッキーズ2番のグッドマンにソロを浴びたものの、先発投手としての仕事をきっちりと果たした。
チームは開幕5戦で4勝1敗。シャーザーは「まだ5試合だから喜ぶわけにはいかない。シーズンはまだこれからと実感しているが、良いスタートを切れたのは確かだ」と総括し、「ローテーションが一回りして、全員が自分の役割を果たしてくれた。もっとこういうプレーが必要だ」と付け加えた。
チームはローテ候補のイエサベージ、ベリオス、ビーバーが開幕から負傷者リスト(IL)入り。前日30日(同31日)に右膝を痛めて緊急降板したポンセは「前十字じん帯捻挫」と診断され、長期離脱は避けられない。開幕3連戦はガウスマン、シース、ラウアーの先発陣が安定した投球を披露したものの、コマ不足が懸念される中で大ベテランの存在感は頼もしい限りだ。
「我々はリスクを冒してはいけない。グラウンドで自分の仕事をすることは大切だが、これだけ多くケガ人が出ている状況で自分を危険にさらしてはいけない。グラウンドに出たら賢く競争してほしい」。まだ序盤戦であることを訴えたシャーザーは、長年悩まされてきた右手親指の故障が完治したと自信を見せている。感覚を確かめるためピアノを習ったという41歳は「親指の問題は解決できた。ピアノを弾くことが解決策だった。手も腕も最高の状態だ。これこそが昨年、自分が望んでいたことだ」と話した。
