専門学校を出てもマンガ家にはなれない!? 入賞経験のある同級生が語る現実


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学校ではマンガを描いていることを内緒にしている荒川三咲と、成績優秀な変わり者・蒲田三平。全く接点のない二人でしたが、三咲がマンガを描いていたノートを机に置き忘れたことをきっかけに交流を深めていきます。三平は「良い大学に入って良い企業に勤める」という父の理想のもと日々勉強に励んでいましたが、三咲と二人で互いにマンガの続きを描きあう「交換マンガ」を始めてから、「本当にやりたいこと」に気がつき始めて――。

マンガを中心に巻き起こるクセ強青春コメディ『かくかまた』を13回連載でお送りします。今回は第11回です。

※本記事はくさかべゆうへい著の書籍『かくかまた』から一部抜粋・編集しました。

多摩陽希


さっきからうるさくて全然集中出来ないんだけど


後で様子見に行く?


何?


そういうのやめて


友達作る為にわざわざこの学校入ったの?


専門学校を卒業した後の事は考えてる?


それでも、マンガ家になれるのはほんのひと握りの人だけ


2年間割り切って、みんなと思い出作りするのもアリだと思うよ


きゃっ


期待はされていたんだと思う


私の目標になった


でも全然良い賞取れなくて...


先日辞令が出まして...


これしか出来ないから...


馴れ合いじゃないです


そしたらそんな険しい顔しなくてもマンガが描けますよ


はぁ!?


著=くさかべゆうへい/『かくかまた』