AnthropicのAIエージェントコーディングツールである「Claude Code」に、ターミナルで開始したタスクをスマートフォンへ引き継ぐことができる「リモートコントロール機能」が実装されました。





任意のデバイスからローカルセッションを続行するリモートコントロール - Claude Code Docs

https://code.claude.com/docs/ja/remote-control

Claude Codeはコードの検索や読み取り、ファイルの編集、テストの作成と実行、GitHubへのコミットやプッシュ、コマンドラインツールの使用などが可能なAIエージェントコーディングツールです。Anthropicは「Claude Codeは私たちのチームにとって、デバッグやリファクタリングに欠かせないものとなっています」と述べており、コーディングの知識がほとんどない状態から、広告制作を自動化して1本あたりの作業時間を「30分から30秒」に短縮するワークフローを作成することに成功した事例も公開されています。

AnthropicがClaude Codeで広告制作を自動化しコード未経験の担当者でも30分の作業を30秒に短縮することに成功 - GIGAZINE



そんなClaude Codeの新機能として、リモートコントロール機能の実装が発表されました。

Anthropicによると、Claude Codeを実行しているホストとなるターミナルで作業開始したタスクについて、外出中などにスマートフォンからアプリや専用のURLを通して作業を引き継ぐことができるとのこと。ターミナルで「claude rc」と入力するだけでリモートコントロール機能を開始できます。

リモートコントロール機能では、ファイルシステム、MCPサーバー、ツール、プロジェクト設定がすべて利用可能です。また、同じセッションに接続された全てのデバイス間で同期されるため、ターミナル、ブラウザ、スマートフォンからそれぞれ作業が可能です。リモートコントロール機能の使用中にターミナルとして使用しているノートPCがスリープ状態になったりネットワークが中断されたりした場合、マシンがオンラインに戻った時点で自動的にセッションが再接続されるようになっています。ただし、ターミナルが閉じられている場合にはリモートコントロール機能は使用できません。

公式ドキュメントによると、リモートコントロール時のセッションはエンドツーエンドで暗号化されており、Anthropic側でコード内容を閲覧することはないとのこと。

Claude Codeのプロジェクトマネージャーであるノア・ツヴェーベン氏は「散歩に出かけた外出先でも、リモートコントロール機能では作業の流れを止めずに進行できます」と説明しました。「複数のセッションを実行している場合、リモートコントロール機能はどのように機能しますか?」という質問に対しては、ツヴェーベン氏は「複数のセッションを制御できるはずです。各セッションはモバイルアプリで独自のエントリを取得します」と回答しています。





Claude Codeのリモートコントロール機能は2026年2月25日からMaxユーザー向けにリサーチプレビューで公開されており、Proユーザー向けには近日公開予定とのことです。