「絶対合格するぞ」受験生は「合」、被災地の校長は「繋」 熊本の人々が漢字1文字に込めた“新年の誓い”
受験生は「合」、新社会人は「勝」
新しい年がスタートしましたが、今年はどんな1年にしたいですか。今年の抱負や希望を、漢字一字に込めてもらいました。
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1月1日、熊本市の加藤神社には新年への期待を胸に、多くの人が初詣に訪れていました。
高校受験を控えているという中学3年生が選んだのは、合格の「合」。
「去年は夏期講習、今は冬期講習で、塾でみんなと一緒に勉強しているので、合格したいなという思いで」
塾仲間で「絶対合格するぞ~。お~」
努力が報われますように。
70代の女性が選んだのは「翔」。
「本当は『飛翔』と書きたかった。去年は思い通りにならないことが多かった。今年はそれを克服して、午年だから突っ走って、跳ねて、1年を過ごそうかと」
去年、熊本県外での新生活が始まったという姉妹にも聞きました。
姉(大学1年生)「健康の『健』です。去年は病気をしてしまった。今年は健康第一で。看護師になりたくて、看護の大学に通っている。恵まれた環境にいるから最大限活かして勉強できるように、立派な看護師になれるように頑張りたいです」
妹(中学1年生)「友情の『友』です。寮に入って友情関係が大事になってくるので、今年も友情を大切にしたい」
お正月らしい「紅白コーデ」できめた夫婦が選んだのは「幸」。
男性「家族一丸となって幸せを掴もうと思って」
――今年も夫婦幸せで行けそうですか?
男性「そうですね」
妻「もう要領が分かっているので」
少年の願いは?
初売りでにぎわう熊本市のアーケード街でも聞いてみました。
女性「『楽』しいという字です。育児は大変ですが、なるべく楽しみながらやりたいなと」
去年、足をけがしてしまったという男の子の願いは。
男の子「『遊』ぶです。去年は、けがで公園でそこまで遊べなかった。今年はゲームや鬼ごっこをして遊びたい」
新天地での生活を迎える若者たちは。
菊池市在住 大学4年生の男性(22歳)「今年の漢字は『勝』。今年は新社会人として、またこれまで続けてきたサッカーでも、勝負事に勝てる1年にしたいな」
菊陽町在住 大学4年生の女性(22歳)「今年の漢字は『育』てるにしました。子どもたちを育てる仕事に就くので、自分も子どもたちも育つ年にしたい」
大雨で浸水被害
去年、2025年の漢字に選ばれたのは「熊」でした。その一字をもつ熊本県では、半導体関連産業をけん引役に景気は堅調でしたが、県内各地で大雨被害に見舞われた1年でもありました。
浸水被害も出たアーケード街。下通繁栄会の猪毛尾彰宏会長が思いを込めた漢字もまた「熊」でした。
下通繁栄会 猪毛尾彰宏会長「TSMCもあり、これから飛躍する熊本が1番だなと思ってもらうための『熊』です。8月に下通の一部で内水氾濫もあったが、安全で安心できる下通であることをみんなに認識してもらって、安心してきていただきたい」
土砂に襲われた小学校の校長は…
大雨による浸水で土砂が校庭を覆いつくした八代市の龍峯小学校は、みんなの力で元の姿を取り戻しました。
龍峯小学校 服部利恵校長「本当に多くの方に助けられて、復旧することができ、感謝の1年でした」
そう語る校長先生が選んだ今年の漢字は「繋」です。
服部校長「人の温かさ思いやり、助け合い、全く他人の方、多くの方が全国から駆け付けて助けていただいた。出会いをしっかり繋げていき、これからも子どもたちと一緒に頑張っていければと思います」
3学期の始業式は予定通り行われます。皆さんが漢字に込めた思いが1つでも多く叶う1年になりますように。
