『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』©︎フジテレビ

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 沢口靖子が主演を務める月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(フジテレビ系)が12月15日に最終回(第11話)を迎える。第10話では、娘・カナ(白本彩奈)の誘拐に続き、さらなるサイバーテロと、犯人・久慈幹二(池内万作)に追い込まれていく桐谷総理(板谷由夏)だったが、会見を通じて「日本政府はテロリストに屈しない」と宣言する。本記事では、最終回に向けての注目ポイントを整理していきたい。

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 第10話ラストでは、カナが捕えられているのが、レンガラ民主共和国であることが明らかになる。言うまでもなく、レンガラとは架空の国。佐生(安田顕)が言うには、レンガラは日本と外交関係はあるが、軍事クーデター以降、諸外国の干渉を極端に嫌っているという。正式なルートで捜査チームを派遣するには時間も手続きも難航した結果が、第1話冒頭にある「2026年」ということになるのだろう。最終回の予告では、国家か、娘の命か究極の選択を迫られる先で、レンガラ現地で爆発から桐谷総理を護る二宮(沢口靖子)の姿が再び映し出されている。

 第10話では、清水(黒島結菜)が、サイバーテロの犯人=久慈が都内にいることを掴んでいる。大企業のエンジニアとして、清水と互角の知識とスキルを持つ久慈。どこまで行っても顔も素性も見えてこない敵、とされているが、予告では山内(横山裕)に呆気なく捕えられている。衝撃の黒幕の正体として、真っ先に思い浮かぶのはやはり佐生しかいないだろう。次期総理の座を奪い取るための、ディープフェイクの作成だとしか思えない。

 また、カナの動画をSNSに流出させたのが佐生だとしたら。彼に立ち向かえるのは、第9話で「あなたが何をしようとしているのかも全て明らかにします」と宣戦布告していた二宮しかいないだろう。清水の「情報は社会を豊かにするもの。だから情報を悪用するやつが許せなくて」というセリフ、さらに掛川(金田哲)の「近くにいるけど、姿が見えない」、山内の「どこかで俺らを嘲笑ってるのか」という言葉は、どれも佐生に当てはまりもする。

 正直、望みはかなり薄いが、第1話で山内のスマホに表示された「桜木泉」にも期待したいところ。果たして、総理の娘・カナは助かるのか、そして黒幕の正体とは。

(文=渡辺彰浩)