橋本環奈

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 10月30日、『週刊文春 電子版』が女優・橋本環奈のパワハラ疑惑を報じた。記事によると、マネージャーにひどい暴言を吐くなど、パワハラをしたという。

【写真】「クマがひどい」『おむすび』出演中の橋本環奈の疲れた表情

NHKとしては最悪のタイミング

 橋本環奈は、現在放送中のNHK朝ドラ『おむすび』にヒロインとして出演中だが、その撮影現場などでマネージャーに対してパワハラが行われていたという。

「報道によると、ドリンクを出すタイミングが悪いだけで『使えねえ』と暴言を吐き、これまでにマネージャーが8人も辞めているとのことでした。朝ドラスタッフの『挨拶しても目を合わせてくれない』というコメントもあり、いまは『おむすび』の評判も悪く、ふんばりどころなので、NHKとしてはこの“文春砲”は最悪のタイミングだと思います」(スポーツ紙記者、以下同)

『おむずび』はSNSに《#おむすび反省会》というハッシュタグをつけて作品のツッコみどころや辛辣な意見を投稿する視聴者も多く、SNS上では、『おむすび』はつまらない、という空気がすっかり定着している。

「今月28日からの放送は1995年に起きた阪神・淡路大震災がテーマなのですが、そこでも問題が。主人公である6歳の結が、電気やガスが使えず、ろうそくの灯りだけの避難所となっている小学校で、おむすびを作ってくれた女性に『おばちゃん、これ冷たい、ねえチンして』と言うシーンがあったんです。『6歳ならチンできないことくらいわかるだろ。脚本が雑すぎる』といった声がSNSにあふれたんです」

 震災を描く28日の週は物語前半の“最大のキモ”といっていいが、ドラマの内容で炎上してしまい、その最中でヒロイン役にパワハラ疑惑が出たのだからNHKはたまらないだろう。

『春よ、来い』では安田成美が途中降板

『週刊文春 電子版』によると、別作品のロケ地で俳優・中川大志とデートしているところや公園でのキス、そして2人でホテルに向かうところの写真も掲載されている。

「今回の朝ドラの撮影は異例で、橋本さんがロンドンで舞台の上演があることを理由に、クラインクインしたあとに一度、ヒロインが撮影を抜けているのです。そのこともあって、通常はメディアに宣伝してもらうために撮影期間中に取材時間をとるのですが、現場のスケジュールが忙しくメディア取材が中止になりしました。現場が大変なときにロケ地に彼氏を呼んでデートしているのは座長としてどうなのか、という意見もあると思います」

 もし今回報じられた橋本環奈のパワハラ疑惑が事実なら、ヒロインの途中降板もあり得るのでは、という。

 1994年に放送された朝ドラ『春よ、来い』では、ヒロインの安田成美が放送半ばで降板し、中田喜子が残り半分のヒロインを務めた。降板の理由は「安田成美の体力の限界」と発表されたが、脚本になじめなかったからなどとも言われている。『春よ、来い』のほかにも病気を理由に途中降板した朝ドラヒロインはいたが、スキャンダルで放送途中に降板したケースはない。

「最悪、安田成美さん以来の途中交代となるかもしれません。しかも、橋本環奈さんは今年の『紅白歌合戦』の司会を務めることも決まっています。もしそれも交代せざるを得ないとなると、現場は大変なことになりますね……」

 朝ドラと紅白というNHKの二大看板を背負っているいまの橋本環奈NHKは頭が痛いに違いない。