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RS6アバントをさらに強化

アウディは、完全EV化を前に、人気の高いRS6アバントをベースとする「過激」な派生モデルを計画しており、新たに「GT」という名称が与えられる可能性がある。

【画像】アウディ、過激なRSモデル登場か【目撃されたプロトタイプとRS6アバントを写真で比較】 全40枚

最高出力630psの4.0L V8ツインターボを搭載した現行型RS6アバントは、11万2650ポンド(約2000万円)と、アウディ・スポーツが生み出した市販車の中で最も強力かつ最も高価なモデルの1つである。「RS6 GT(仮称)」は、さらなる性能向上を目指したハイエンドモデルとなるだろう。


ニュルブルクリンクで目撃されたRS6アバントのプロトタイプ    AUTOCAR

今回、ニュルブルクリンクでテスト走行しているRS6アバントのプロトタイプが目撃された。大型リアウィングの追加のほか、フロントおよびリアエンドの形状が変更されており、高性能バージョンの可能性を示唆している。

このプロトタイプにはレース仕様のロールケージが装着されているが、後部座席が残されているかどうか、また、これが市販される可能性があるかどうかは不明である。

アウディ・スポーツのセバスチャン・グラムス代表は、ブランド40周年記念式典でRS6アバントと新型車について触れ、これまで以上に強力かつシャープなダイナミック性能を備える可能性を示唆した。

RS6の中で最もハードコアなバージョンになるのかとの記者の質問に対し、グラハム氏は「いえ、もっと過激にすることもできます」と答えた。

「アウディ・スポーツのポートフォリオが研ぎ澄まされていることがおわかりいただけるでしょう。わたし達は常に、テクノロジーを最大限に活用しようとしているのです。これが、わたしの研究開発部門への挑戦です。わたし達はさらに先へ進むことができる。さらに強く、さらに高性能に、さらに鋭く……」

「しかし、RSモデルが日常的に使われていることを忘れてはいけません。RSモデルは一日中使えるクルマであり、必要に応じて性能を発揮しなければなりません」

グラムス氏は、RS6を「ポートフォリオの中核をなすモデル」と表現したうえで、新型車を「RSモデル」と呼んだ。

さらに、2024年にPPEアーキテクチャ(ポルシェと共同開発)をベースにしたアウディ・スポーツ初のEVも公開すると述べた。

「過激」なRSモデルの詳細は年内に明らかにされる見込みだが、2021年に発表されたコンセプトモデル「RS6 GTO」にそのヒントを見ることができるだろう。RS6 GTOは、アウディの四輪駆動システムであるクワトロの40周年を記念して、見習いのデザインチームによって考案されたものだ。