篠田麻里子(本人のインスタグラムより)

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 元AKB48の篠田麻里子(36)の別居が報じられてから、早くも3か月程が経過した。すでに双方は離婚調停を開始しているという報道もあるが、現在に至るまで篠田は自身の口からこの件については一切説明しておらず、世間やマスコミ関係者にとっても「謎」ばかりの状況が続いている。

【写真】金銭トラブルで訴えられた篠田麻里子の夫が顔出し

 そんな中、離婚を巡る裁判とはまた別の“訴訟沙汰”が発生していることが、『週刊女性PRIME』の取材で判明した。

篠田の夫が泥沼の金銭トラブルへ

 篠田は2019年2月、3歳下の夫・高橋勇太氏との結婚を発表。当時は「一般人男性」と紹介されていたが、高橋氏はドッグフードの開発・販売を手掛けるペットブランド「HITOWAN」を起業した実業家で、東京・代官山にある実店舗や自身のSNSでも、積極的に情報発信を行っている。

「結婚当初は顔もプロフィールも明かされなかった高橋氏ですが、21年2月放送の篠田さんが出演したバラエティ『ダンナの昼顔』(TBS系)では、『謎の美女と密会』という内容のVTRに顔出し出演。その内容は不倫を予想させる展開でしたが、謎の美女の正体は『HITOWAN顧問の女性獣医師だった』というオチで、視聴者からは『ダンナの宣伝かよ』などと突っ込まれていました」(芸能ライター)

 その後は篠田のYou Tubeチャンネルにも出演するなど、おしどり夫婦そのものに見えた両者だったが、初のスキャンダルが今年8月に『女性セブン』(小学館)で報じられた。高橋氏は篠田の“夜遊び”から不倫を疑い、大げんかの末に2歳の長女を連れて、ついには3人で暮らす自宅を出てしまったという。

「同誌の直撃に、高橋氏は妻の不貞を疑ったことについては否定しませんでした。一方の篠田さんは、浮気の疑惑について所属事務所を通じて『事実無根で完全に否定させて頂きます』とだけ回答し、別居や離婚については『事実確認中』と明言せず。

 その後、篠田さんのSNSは仕事の発表や日常などの投稿が続くばかりで、ネット上は『なぜ何も説明しないのか』『もう子どもは要らなくなったの?』など、篠田さんに対する批判で溢れかえっています」(同・前)

 篠田の真意すら不明のまま時が過ぎている状況だが、新たな展開は家族トラブルの解消ではなく、高橋氏が社長を務めるHITOWANが「訴訟される」というものだった。

「HITOWAN立ち上げ時から、商品開発やコンサルなどで提携関係だった獣医師が、11月14日にサイト上でHITOWANに対する訴訟提起を発表しました。この8月には提携の解消も発表されていたのですが、やや時間を空けて『顧問料等の請求』での訴訟ということで、双方の間で泥沼の金銭トラブルが発生してしまっているようです」(HITOWAN関係者)

篠田が立たされている過酷な現状

 同関係者によれば、HITOWANについては篠田も積極的に宣伝活動を行っていて、芸能関係の友人・知人にも店舗や商品を紹介するなど、夫婦二人三脚で事業拡大に努めていたという。

「そこへ篠田さんに加えて、商品開発の主軸を担っていた獣医師からも訴訟沙汰とあって、関係者一同に衝撃が走りました。獣医師の先生にしても、昨年には高橋さんとテレビ番組で共演するほど懇意な関係だったんですが、この1年弱で一体何があったのか……」(同)

 昨年『謎の美女』として高橋氏と番組共演したのが、他ならぬ訴訟を起こした獣医師だったというわけだ。一体双方の間で何が起こっているのか。

 『週刊女性PRIME』の取材に対し、獣医師は代理人を通じて「高橋氏、HITOWANに対して訴訟を起こすことは事実です」と回答したものの、詳細については言及せず。一方の高橋氏には、篠田との離婚問題も含めて取材を申し込んだものの、回答期限までに回答はなかった。返答があり次第、追記する。

「HITOWANのSNSには篠田さんの愛犬が登場することもあったし、さらに商品開発の主軸を担っていた元取引先からの訴訟という状況は、高橋さんにとって絶体絶命に近い。今後関係者や顧客に対しても、何かしら説明や対応をしてくれればいいのですが」(同)

 双方から明確な回答は得られなかったものの、周囲で訴訟沙汰が続く篠田の心情を察してか、夫婦を知る知人が重い口を開いた。

「篠田さんがここまで一切情報発信をしていないのは、娘の将来のこと、さらには高橋さんの今後まで考えてのこと。調停中のため、軽々に内情を明かせない部分もあるのでしょうが、彼女はずっと家族のことを一番に考えているようです。

 しかし、高橋さんにも譲れない部分があるみたいで、裁判で決着がつくまでは親子3人での面談すら断り続けているとか。まだ生まれたばかりの娘に半年近くも会えていない母親の心情は、想像を絶するほど過酷なもの。表向きは何事もなかったかのように日々過ごしている篠田さんですが、その心労は周囲の誰もが感じていることです」

 しかし、夫婦の問題は早期決着どころか、新たな訴訟が勃発してしまうという負のスパイラルに陥ってしまったようだ。果たしてこの騒動は、いつどんな形で収束するのだろうか。