中国は2021年5月に「子どもを3人まで産む」ことを認める、三人っ子政策を打ち出した。それだけ中国の少子化が進んでいることを意味しているが、少子化は中国だけでなく日本や韓国も抱えている問題だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国は2021年5月に「子どもを3人まで産む」ことを認める、三人っ子政策を打ち出した。それだけ中国の少子化が進んでいることを意味しているが、少子化は中国だけでなく日本や韓国も抱えている問題だ。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「なぜ東アジア全体の出生率はこんなにも低いのか」と問いかけるスレッドが立ち、中国人ネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。

 スレ主によると、1962年から1966年の中国の平均出生数は2688万人だったが、2017年はすでに2人っ子政策となっていたのに1723万人にとどまったという。これは日本も同様で、1946年から1950年の日本の平均出生数は256万人だったのが、2017年には94.1万人となり、韓国も1961年から1965年の平均出生数は106.8万人だったのが2017年は35.8万人にまで減少していると伝えた。

 それで、「なぜ東アジア全体で出生数がこんなにも急速に減っているのか」と質問している。これに対し、「東アジア人は全体的に勤勉で忙しいから、子どもを産む暇がない」、「仕事が多すぎて残業も多すぎるから」などの意見が寄せられた。

 また、「女性の教育レベルが上がって社会進出が進むと出産願望も下がり、出生率が下がる。これは東アジアの日本や韓国のみならず、欧米やカナダでも同じ」、「晩婚化が進むほど出生率は下がる」との主張もあった。東アジアだけの問題ではないとの意見も多く、「これは世界中の傾向だと思う」という人もいた。

 さらには、「不動産がブームのところほど出生数は低くなる」、「東アジアはどこも産児制限をしたからさ」とのコメントもあったが、これらは中国特有の理由と言えるだろう。他にも様々な理由を述べる人がいて意見はまとまっておらず、結局のところ複合的な理由で出生数の減少を招いており、理由が明確ではないからこそ、どの国も少子化対策に困っていると言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)