日本を代表する花と言えば「桜」だろう。日本には各地に桜の名所があるが、中国にも有名な桜の名所がある。中国メディアの網易はこのほど、武漢大学の桜について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本を代表する花と言えば「桜」だろう。日本には各地に桜の名所があるが、中国にも有名な桜の名所がある。中国メディアの網易はこのほど、武漢大学の桜について紹介する記事を掲載した。

 武漢大学キャンパス内にある約200メートルの並木道には、約1000本の桜が植えられており、その美しさから中国国内ではかなり有名な桜の名所となっている。記事は、武漢大学の最初の桜は日中戦争時に日本が武漢を陥落させた際に武力を誇るために28本植えたことが始まりだと紹介。それでこの28本の桜は中国人にとって「国恥の花」という見方もあると主張した。

 しかし、桜の寿命はそれほど長くないため、現在の武漢大学内には「国恥の花」は残っていないと主張。この間に挿し木や植樹によって桜の木は増えており、最初の桜の遺伝子は残っているだろうとしつつも、「日本の桜はすでになくなった」と強調した。

 それで、現在の武漢大学の桜は基本的に武漢大学が中国人たちで育て増やしたものだと主張。中国の他の場所から移植した桜もあるという。一部は日中国交正常化の際に日本から送られた桜も含まれてはいるものの、ほんのわずかであり、その後も日本から送られた桜もあるとはいえあくまで少数で、圧倒的大多数の桜は中国の桜だと説明した。

 とにかく記事の筆者は、武漢大学の桜は日本の桜ではないことを強調したいようだが、ここから中国における反日感情の根強さが伺える。いずれにしても武漢大学の桜は今年もきれいな花を咲かせ、多くの中国人を楽しませるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)