『アラーニェの虫籠』 (C)Saku Sakamoto / zelicofilm,LLC

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ドラマ『MOZU』のイラスト&アニメーションや、押井守監督作『イノセンス』のデジタルエフェクトなどを手掛けた気鋭のクリエイター・坂本サクが、アニメーション制作の全工程を一人で行った劇場用アニメ映画『アラーニェの虫籠』(2018年公開/主演・花澤香菜)。実に74分にもわたる長編アニメを、1年半という短期間で「個人制作」によって完成させたその舞台裏を様々な資料を通じて明らかにする展覧会が、2020年1月5日(日)より東京・渋谷のRoom_412にて開催される。

『アラーニェの虫籠』は、世界最高峰のアニメ映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」で正式上映されたほか、四大アニメ映画祭の一つ「ザグレブ国際アニメーション映画祭」では日本映画で唯一、長編コンペティションにノミネートされるなど、著名な国際映画祭で好評を博した。

個人制作アニメの多くが30分以下の短編の中、本作のような60分を超える長編、しかもハイクオリティアニメを一人で制作する試みは世界的にもほとんど例がない。いかにして、一年半という短期間で、”個人制作の長編アニメ映画”を完成させたのか? 今回の展覧会では、その知られざる舞台裏を、坂本サク監督による原画や絵コンテ、美術、キャラクター、3DCG、台本、メイキング映像などの秘蔵資料や技術的背景、過去の作品を通して明らかにする。
▲メイキング

会場のシアタールームでは、『アラーニェの虫籠』本編と坂本監督の過去のアニメ短編『摩訶不思議』『フィッシャーマン』の無料上映が行われるほか、坂本監督や福谷プロデューサーによる解説講演会などのイベントも開催する。また、、制作中の新作『アムリタの饗宴』(『アラーニェの虫籠』のスピンオフ)の最新情報も会場で発表される予定だ。

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◆「一人で作る長編アニメの世界 〜『アラーニェの虫籠』と坂本サク展〜」

<期間>2020年1月5日(日)〜1月19日(日)13:00〜21:00(会期中無休)
<料金>入場無料
<場所>Room_412
 東京都渋谷区桜丘町15-8 高木ビル412号室
(JR渋谷駅南改札西口から徒歩5分)
<会期中のイベント>
●『アラーニェの虫籠』本編と、坂本サク監督の過去の短編『フィッシャーマン』『摩訶不思議』を連日無料上映
●坂本サク監督による展示物の解説・講演会
 1月13日(月・祝)・19日(日)16:30〜
●福谷修プロデューサーによる未発表資料&製作秘話トーク
 1月11日(土)・12日(日)・18日(土)16:30〜

【坂本サク プロフィール】
『アラーニェの虫籠』(2018)監督・アニメーション・音楽・原作・脚本

2000年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
短編アニメ『摩訶不思議』(00)『フィッシャーマン 』( 02)が「広島国際アニメーションフェスティバル」に入選、「キリンアートアワード」優秀賞を受賞したのを始め、内外のコンテスト、映画祭で多数受賞。ロッテルダム国際映画祭など海外の十以上のフェスティバルで紹介される。
2002年よりフリーランスのアニメーション作家として、ショートムービー、TVのタイトル映像や、CM、PV、映画のVFXの制作、アートディレクション、演出の仕事に携わる。近年は、押井守監督作『イノセンス』のデジタルエフェクト、ドラマ「MOZU」のイラスト&アニメーション、NHK「みんなのうた」の監督、愛媛県松山市PRオリジナルアニメ『マッツとヤンマとモブリさん〜七つ の秘宝と空飛ぶお城』『マッツとヤンマとモブリさん2〜水軍お宝と謎解きの島々』などの監督を手がけている。
他に、参加作品として、『呪怨』の清水崇監督の監修によるホラー映画『もうひとりいる』のVFX、音楽、PlayStation3用ソフト『鉄拳タッグトーナメント2』のエンディングムービー制作などがある。
2018年、『アラーニェの虫籠』で長編監督デビュー。監督、アニメーション、音楽、原作、脚本の一人五役に挑戦し、”たった一人で制作する劇場用アニメ”として、アヌシー国際アニメーション映画祭などで数々の国際映画祭で正式上映される。また、アヌシーでは次世代の日本人クリエイターを取り上げる「NEW MOTION Creators File2019」の一人にも選ばれる。
新作は『アラーニェの虫籠』のスピンオフ『アムリタの饗宴』(2020年公開予定)。
現在、尚美学園大学芸術情報学部専任講師。

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