航空機の電動化ビジネス、三菱電機が車や鉄道の技術生かす
三菱電機は先端技術総合研究所内に「航空機電動化プロジェクトグループ」を設置した。これまで自動車向けなどの供給実績が豊富なモーターやインバーター、パワー半導体などの電機品を基に航空機向けの製品を開発する。
航空機の電動化はモーターや電力変換器、蓄電池、盤・配電システム、パワーモジュールなどを組み合わせる。推進用モーターや装備品モーター、発電機などに向けた炭化ケイ素(SiC)パワー半導体によるインバーターやDC(直流)/DCコンバーターなどを想定する。民間航空機業界は1―5人乗りの小型機において2020年代前半に電動化を始めて、100人以上の旅客機で30年代の実現を目指している。
国際民間航空機関(ICAO)は、50年にCO2排出量を05年比で半減させる目標を掲げ、その達成には電動化など新技術の導入が不可欠だ。電動化は騒音削減や、部品点数が減ることで整備コストなどを抑えられる利点もある。航空機産業は裾野が広いため、関連業界にとっても電動化が新たな商機となる。
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