FBIやCIAも注目! 嘘を見抜く“微表情”とは?
日本が世界に誇る各界の“知のフロントランナー”を講師に迎え、未来の日本人たちに向けてアカデミックな授業をお届けするTOKYO FMの番組「未来授業」。
8月21日(月)の授業講師には、空気を読むを科学する研究所・代表の清水建二さんが登場!

清水さんは、東京大学大学院でコミュニケーション論などを学んだ後、表情から人の感情を読み解く理論・技術である「FACS:顔面動作符号化システム」を習得。そして現在は、企業や公的機関の研修、コンサルティングのほか、ニュースやバラエティ番組で著名人の表情分析をするなど活躍しています。
そんな清水さんに、ビジネスでも役に立つ“表情から感情を読む”具体的な方法やこの技術の可能性について4日間にわたりお話を伺いました。
未来授業1時間目となるこの日の放送では、「無意識に表れる表情」をテーマに、表情分析の基本をお届けしました。
清水さんが代表をつとめる空気を読むを科学する研究所とは、“微表情”の読み取り方を教えたり、その可能性を研究している施設。この“微表情”とは、私たちが無意識のうちに抑制してしまう感情、つまりそれが顔に表れては消え去る一瞬の顔の動きのこと。
清水さん曰く、“微表情”は1960年代にアメリカで発見されたそうで、自殺を企てたある患者が強制的に入院させられ、精神科の医師の診断を受けたときの様子をビデオで撮影したことがきっかけだったのだとか。
その患者の表情をコマ送りして観たところ、ニコニコ笑っているようだけど一瞬だけ悲しい顔をすることが何度もあったことから研究が始まり、もう元気になったからと退院を望むその患者の言葉の裏には実は自殺願望があり、“死にたい” という気持ちを抑えていたことが分かったのだと言います。
この研究がのちに取り調べなどで嘘を見抜く技術として使われるようになったそうなのですが、“微表情”が実際に検証され始めたのは2000年に入ってからと、発見は早かったものの研究自体は近年になってからだと清水さんは言います。
清水さんによれば、アメリカではFBIやCIA、警察やセラピスト、精神科の医師などが実用的に使っており、最近ようやく研究が追いついてきているとのこと。ここ日本でも公安的な組織などで使われることがあるものの、もっぱら空気を読むを科学する研究所では、接客業に携わる人や営業マン向けに情報を提供しているのだそうです。
例えば、商品を売りたい営業マンがいた場合、大半の人がその商品のいいところを全部喋ろうとしてしまいがち。しかし、お客さんの立場からするとデザインや機能などさまざまな特徴があるなか、一番興味があるのは値段だけなのかもしれません。
そんな感情をお客さんの表情から興味の有無などを見抜きながら話すことができれば、会話も盛り上がり効率的に買ってもらえる、そんなツールとして「“微表情”の読み取り術はとても役立つ」と清水さんは自信を覗かせます。
清水さんによると人の表情から感情を読み取るAIアプリの開発なども進んでいて、接客業や営業マンだけに限らずさまざまな分野で実用化される日も近いと、さらなる進化に期待を寄せていました。
次回配信の記事では、未来授業2時間目「眉間のシワ、口角、鼻のシワ」をテーマに、感情を抑えているつもりでも一瞬だけ表れるという“微表情”から人の本当の感情を読み解く方法を紹介します。お楽しみに!
【番組概要】
番組名:「未来授業」
放送日時:毎週月〜木曜19:52〜20:00 /日曜5:30〜6:00(「未来授業 SUNDAY CLASS」)
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/podcasts/future/
8月21日(月)の授業講師には、空気を読むを科学する研究所・代表の清水建二さんが登場!

※画像はイメージです
清水さんは、東京大学大学院でコミュニケーション論などを学んだ後、表情から人の感情を読み解く理論・技術である「FACS:顔面動作符号化システム」を習得。そして現在は、企業や公的機関の研修、コンサルティングのほか、ニュースやバラエティ番組で著名人の表情分析をするなど活躍しています。
未来授業1時間目となるこの日の放送では、「無意識に表れる表情」をテーマに、表情分析の基本をお届けしました。
清水さんが代表をつとめる空気を読むを科学する研究所とは、“微表情”の読み取り方を教えたり、その可能性を研究している施設。この“微表情”とは、私たちが無意識のうちに抑制してしまう感情、つまりそれが顔に表れては消え去る一瞬の顔の動きのこと。
清水さん曰く、“微表情”は1960年代にアメリカで発見されたそうで、自殺を企てたある患者が強制的に入院させられ、精神科の医師の診断を受けたときの様子をビデオで撮影したことがきっかけだったのだとか。
その患者の表情をコマ送りして観たところ、ニコニコ笑っているようだけど一瞬だけ悲しい顔をすることが何度もあったことから研究が始まり、もう元気になったからと退院を望むその患者の言葉の裏には実は自殺願望があり、“死にたい” という気持ちを抑えていたことが分かったのだと言います。
この研究がのちに取り調べなどで嘘を見抜く技術として使われるようになったそうなのですが、“微表情”が実際に検証され始めたのは2000年に入ってからと、発見は早かったものの研究自体は近年になってからだと清水さんは言います。
清水さんによれば、アメリカではFBIやCIA、警察やセラピスト、精神科の医師などが実用的に使っており、最近ようやく研究が追いついてきているとのこと。ここ日本でも公安的な組織などで使われることがあるものの、もっぱら空気を読むを科学する研究所では、接客業に携わる人や営業マン向けに情報を提供しているのだそうです。
例えば、商品を売りたい営業マンがいた場合、大半の人がその商品のいいところを全部喋ろうとしてしまいがち。しかし、お客さんの立場からするとデザインや機能などさまざまな特徴があるなか、一番興味があるのは値段だけなのかもしれません。
そんな感情をお客さんの表情から興味の有無などを見抜きながら話すことができれば、会話も盛り上がり効率的に買ってもらえる、そんなツールとして「“微表情”の読み取り術はとても役立つ」と清水さんは自信を覗かせます。
清水さんによると人の表情から感情を読み取るAIアプリの開発なども進んでいて、接客業や営業マンだけに限らずさまざまな分野で実用化される日も近いと、さらなる進化に期待を寄せていました。
次回配信の記事では、未来授業2時間目「眉間のシワ、口角、鼻のシワ」をテーマに、感情を抑えているつもりでも一瞬だけ表れるという“微表情”から人の本当の感情を読み解く方法を紹介します。お楽しみに!
【番組概要】
番組名:「未来授業」
放送日時:毎週月〜木曜19:52〜20:00 /日曜5:30〜6:00(「未来授業 SUNDAY CLASS」)
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/podcasts/future/
