アドビがついにFlashの看板を下ろす。HTML5主軸のAnimate CCに名称変更
Adobe Systems が Flash コンテンツオーサリングソフト Flash Professiolnal の名称を変更し、2016年初頭より Animate CC とすることを発表しました。また近い将来アニメーション作成機能を強化するメジャーアップデートも計画中しています。
Flash といえば、インターネット上で簡単なアニメーションやそれにインタラクティブ性をもたせたアプリケーションを作ることができるツール。HTML をはるかに超える柔軟な表現が可能だったことから、ひとつのウェブサイトをまるごと Flash で制作したり、独自に制作したアニメーションがきっかけとなってプロになるクリエイターが現れるほど人気のツールでした。また YouTube をはじめとする動画サイトは Flash ムービーを標準的に利用していました。
Adobe はこの数年間、Flash オーサリングソフトである Flash Professional において、HTML5 の Canvas 機能やブラウザー上で3Dグラフィックを表現する WebGL といったウェブ標準技術のサポートを強化してきました。今回の発表文では「現在、Flash Professional で制作されるコンテンツの 1/3 以上は HTML5 を使用」したものになったと説明します。
Flash Pro は現在、その原点ともいえるアニメーション制作機能を強化するメジャーアップデートを計画中としており、このタイミングでソフトの名称を "Flash" から "Animate" へと変えるのも自然な流れだと言って良さそうです。
ちなみに、オーサリングソフトの名称が変わっても SWF 形式の Flash コンテンツ制作 や Flash をベースとしたアプリケーションランタイムである Adobe Air のサポートを終了するわけではありません。またなにかと世間を賑わせてくれる Flash Player もこれまでどおり提供されますのでご安心ください。
