派手なことはできない。でも、ひとつひとつ丁寧に作る。函南町の小さな洋菓子店「トラノコ洋菓子店」が届けたいもの

写真拡大

株式会社SHIRO & Co.

静岡県田方郡函南町にある、小さな洋菓子店があります。

名前は、トラノコ洋菓子店。



137205


2013年に創業して以来、シンプルな素材で、できたてのおいしさを大切にしながら、季節感のあるクッキーや焼き菓子、甘すぎないシンプルなケーキを、ひとつひとつ丁寧に作り続けてきました。



137204


世の中には、目を引く商品も、派手な宣伝も、効率のよい売り方もたくさんあります。

それでも、トラノコ洋菓子店が大切にしてきたのは、少し違うことでした。


それは、ちゃんと作ること。

そして、食べた人の気持ちが少しやわらぐようなお菓子を届けることです。

小さな店だからできること

トラノコ洋菓子店は、函南町で金曜・土曜・日曜を中心に営業している小さなお店です。

大きな工場があるわけでも、たくさんの人手があるわけでもありません。

だからこそ、できることがあります。


素材を見ながら作ること。

季節の空気をお菓子にのせること。

贈る相手や食べる時間を思い浮かべながら、ひとつずつ仕上げること。


見た目のかわいらしさも、やさしい味わいも、そうした手仕事の積み重ねから生まれています。



137207



誕生日や七五三、結婚祝い。

あるいは、ちょっとした手土産や、日々のおやつ。



137208




トラノコ洋菓子店のお菓子は、特別な日だけでなく、誰かに何かを渡したくなるような日常の中にも、そっと入り込んできました。

売るためだけではなく、続けるために作る

小さな個人店にとって、今の時代は決して簡単ではありません。


原材料のこと。

物価のこと。

人の流れのこと。


「いいものを作る」だけでは届かない現実も、たくさんあります。


それでも、トラノコ洋菓子店は、派手な方向に振り切るのではなく、


自分たちがよいと思えるお菓子を、ちゃんと作る


という姿勢を守ってきました。

効率だけでは測れない価値があります。


手に取ったときの安心感。

誰かに贈りたくなる佇まい。

食べたときに、少し気持ちがやわらぐ感じ。


そうしたものは、数字だけでは見えにくいかもしれません。

でも、たしかに人の記憶には残ります。

4月29日、店舗を飛び出して「HASHIGO vol,4」へ

そんなトラノコ洋菓子店が、2026年4月29日(水・昭和の日)に、富士市中央公園で開催されるナイトマーケット「HASHIGO vol,4」に初出店します。


普段は小さな店の中で届けているお菓子を、今回は少しだけ外へ持ち出します。

手仕事や暮らしにまつわるものが集まるこの場で、トラノコ洋菓子店のお菓子に、はじめて出会う方もいるかもしれません。

店を知っている方が、いつもとは少し違う空気の中で手に取ってくださるかもしれません。


店舗とは違う場所に立つことは、単なる販路の拡大ではなく、


「このお店が大切にしてきたものを、もう少し広く届けてみる」


という、小さくて大切な一歩でもあります。

店主の言葉

「派手なことはできませんが、ひとつひとつ丁寧に作ることを大切にしています。普段は小さな店でお菓子を作っていますが、今回の出店を通じて、トラノコ洋菓子店のお菓子をまだ知らない方にも届けられたらと思っています。食べた方の気持ちが少しやわらぐような、そんなお菓子をこれからも作っていきたいです。」

小さなお菓子が、日常を少しやわらかくする

お菓子は、なくても生きていけるものかもしれません。

でも、お菓子があることで少しだけ気持ちがやわらぐ日があります。


誰かに渡したくなる。

自分のために買いたくなる。

家に持ち帰って、ほっとしたくなる。


トラノコ洋菓子店が作っているのは、単なる甘いものではなく、


そういう時間に寄り添うためのお菓子なのだと思います。


大きくなくてもいい。

派手でなくてもいい。

ちゃんと作られたものは、ちゃんと誰かに届く。


4月29日の「HASHIGO vol,4」は、そんなトラノコ洋菓子店の空気に触れられる機会になりそうです。


※本記事でご紹介している取り組みは、トラノコ洋菓子店とブランディングパートナーである株式会社SHIRO & Co.が共同で企画・推進しています。今回のイベント出店もその一環です。