Silent Siren
先月17日、デビューからわずか2年2ヶ月でガールズバンド史上最速となる武道館公演を実現させたSilent Siren。ファーストアルバム『Start→』リリース時に紹介されたNAVERまとめ“人気読モのバンド「サイレントサイレン」が意外とガチ。”が現在100万viewに迫る勢いで、今後更なる活躍が期待される彼女達に、4人の個性と共通点、そして2月25日にリリースされたばかりのサードアルバム『サイレントサイレン』に込めた想いなどについて話を聞いた。

――自己紹介の代わりに、ご本人以外のメンバーが順番に他己紹介してもらえますか。

ひなんちゅ:ゆかるんは、ライブ中もお客さんの方に行って振りをアテンドしたり、サイサイの盛り上げ番長です。一番よく喋るし、声がすごく通るので、遠くにいても分かるし、やんちゃなキャラですね。

あいにゃん:元気っ子で、盛り上げ上手な、ムードメーカーです。

――ゆかるんさんは、一番最後にサイサイに加入する形となりましたが、お互いの第一印象はどうでした?

あいにゃん:うちらは青文字系の雑誌の読者モデルをやってたんですけど、ゆかるんは赤文字系の、お姉さん系の雑誌の読者モデルをやってて。最初はすごく綺麗めなイメージだったんですけど、会ったらメッチャ小ちゃいし、全然違って(笑)。気付いたら、ビックリするぐらい馴染んでましたね。

ひなんちゅ:赤文字系って、髪もツヤツヤで肌も綺麗で、すごくオシャレでキラキラしてるんです。青文字系は、カジュアルで親しみやすくて、みたいな。ゆかるんは、すごくキラキラしてるグループにいたから、「バンドやりたい!」って言うと思ってなかったし、コンサバ系な生活をしてる印象でしたね。違う世界ぐらいに思ってました。特に私とすぅは人見知りで友だちがいなくて(笑)、私はゆかるん以外で赤文字系の友だちはいないし、接点が無いんですよね。ゆかるんが入ったことによって、流れが変わりました。

ゆかるん:みんな“女の子、女の子”してない性格で、サバサバしているので、すごく良いなと思って。女の子が4人集まってるけど、変にネチネチした女子っぽさも無いし、どちらかと言うと男子校みたいなノリなんですよ(笑)。元々あった所に後から入るから、すごく不安だったんですけど、変に気を遣われる訳でもなく、すごく居心地が良くて、ビックリしましたね。


ゆかるん

――では次に、すぅさんは他のメンバーから見てどんな人ですか?

ひなんちゅ:すぅは、カリスマですね。ブッ飛んでて、変です(笑)。感性が人と違うので、本人はすごく真面目に考えてるつもりなんでしょうけど。思ってもないような、突拍子もないことを言うので、すごく面白いですね。何を考えているのか気になります。歌詞は、ほとんどすぅが書いていて、1番最初に作った曲もすぅが書いていて、その歌詞を見て、うちらはバンドを続けたいと思ったぐらい、影響力がある人なので。

ゆかるん:人が見えてない所を見えてるような感じがするので、こういう人が発明とかするんだなって。人と違う所に目が行って、すごく深く考えてたりするので、底が見えない感じです。

あいにゃん:一番年下だから、何しても「しょうがないね」って許されるタイプです。

ゆかるん:あいにゃんもそうだよ(笑)。

――同じメンバーからカリスマと呼ばれて、当のすぅさん的には?

すぅ:やっぱ、そうらしいですね!…って、そんなことないですけど(笑)。みんなが包み込んでくれてる感じが、すごく居心地いいです。自分の性格がすごく嫌だし、自分のことはあまり好きじゃないので、私は自分みたいな人を友だちにしたくないんですけど、メンバーがずっといてくれるので…嬉しい(照笑)。


すぅ