レンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:田口有史】

エースと新監督が初対面

 レンジャーズダルビッシュ有投手が、4日(日本時間5日)にジェフ・バニスター新監督と初面談を持ったと地元メディアが伝えた。新指揮官がエースの肉体と身体能力に驚いたことを、地元紙「スター・テレグラム」とESPNが報じている。

「すごく感銘的だった。隣に立った時に、ものすごく大きいと感じた。ダグアウトから見ている時と全然違うんだ。とても印象的な男だね。最高の会話ができたよ。今朝、一緒の時間を持つことができた」

 ダルビッシュにとってメジャーで2人目の指揮官となるバニスター監督は、エースのボディに強い印象を受けたという。レンジャーズでは、今年9月にロン・ワシントン前監督が家庭の問題で辞任。レギュラーシーズン終了後に、パイレーツでベンチコーチを務めていたバニスター氏が新監督に就任していた。

 ストイックなトレーニングと、食事のカロリー調整などによる肉体改造で、身長196センチ、体重100キロオーバーという体を作り上げたダルビッシュ。メジャーのパワーヒッターを仕留める剛球を投げ込む日本球界のエースの想像以上の肉体に、新指揮官も驚きを禁じ得ない様子だ。

「鍛錬を積んでいる」と絶賛、個人面談も

 ダルビッシュは今季後半の離脱の原因となった右肘炎症の再検査のため、先月、アーリントン入り。精密検査の結果、問題なしと診断され、本拠地グローブ・ライフ・パークで自主トレを行っている。練習を視察した指揮官は「彼の練習で、その身体能力を見せてもらった。すごく鍛錬を積んでいる」と絶賛していたという。

 今季は開幕前の優勝候補という評価から一転、故障者の続出でア・リーグ西地区最下位に終わったレンジャーズ。ワシントン監督は辞任し、ダルビッシュも後半戦を棒に振るなど、苦しいシーズンだった。

 新監督は「彼とは個人面談をした。最初はお互いを理解するための会話だね。彼を理解するためにいくつか質問をさせてもらい、考えてもらった。彼からも要望が返ってくるといいね」と語った。強豪復活に向けて、早速、エースと信頼関係の構築に動いた格好だ。