ベラトールがミドル級トーナメント開催
BFCシーズン6第2週は、ルイジアナ州ボージャーシティのホースショー・カジノで開催され、シーズン5ヘビー級トーナメント決勝戦=チアゴ・サントス×エリック・プリンドルがメインとなる。昨年11月のBFC59でサントスが、ガードを取るプリンドルの急所に蹴りを入れ、ノーコンテストとなり、前代未聞のシーズン終了時にトーナメント・ウィナーが決まらないという事態に陥ってしまっていたヘビー級トーナメント。
過去のトーナメント参加ファイターでは、シーズン5から決勝敗退のヴィトー・ヴィアナ、準決勝敗退のブライアン・ロジャース、そして初戦敗退のヴィクトー・オドネルが出場。ヴィアナとロジャースは初戦で潰し合うこととなっている。
昨年にはパウロ・フィリョ越えを果たしているフランスのノーマン・パライシーは、シーズン1以来のトーナメント参戦となる。
そのパライシーの相手はマイケル・ファルカォン。UFC出場と勝利後、02年に起こした暴行が原因の監察下から逃れたことを原因に収監され、リリースされたファイターだ。4日間の拘留後、釈放され現在は18カ月の猶予期間にある。
実力的にはトーナメント参加者のなかでもトップ級のファルカォン、アマゾン・フォレスト・コンバッチではアントニオ・ブラガ・ネトに敗れたが、UFCリリース後も2勝1敗、通算戦績は28勝4敗だ。そんなファルカォンを筆頭に前述したヴィアナ、ジヴァ・サンタナとその対戦相手ブルーノ・サントスと、当トーナメントには4人ものブラジル人ファイターの名前が並んでいる。
アーム・コレクターことジヴァ・サンタナは、その異名通り腕十字マイスター。17勝のうち14試合で腕十字による一本勝ちを奪っている。
ただし、そのキャリアにブラジル人の対戦相手はおらず、今回のサントス戦が初めての同国人対決となる。サントスは現在12連勝中のファイターで、当然グラウンドも熟知しており、ジヴァがこれまでのように腕を取ることができるかという部分でも注目が集まる。
BFCはロシア&東欧圏のファイターも重用し、アレキサンダー・シュレメンコが2度に渡りミドル級トーナメントを制してきた。そんなロシアから、今回のトーナメントに出場するのは元M-1世界ライトヘビー級王者ヴェチェスラフ・ヴァシレフスキーだ。
MMA戦績は15勝1敗。対戦相手には未知の東欧圏のファイターが多いが、エメリヤーエンコ・ヒョードルを思わせる柔軟な肩回りから伸びてくるパンチと、距離を詰めてのヒザ攻撃を得意とするファイター。コンバットサンボ世界王者という肩書を持つが、試合はほぼスタンドに特化しているといってもいい。
テイクダウンディフェンスも備えており、北米でどのような結果を残すことができるか。柔術的なムーブを取りいれ、ジワリと勢力拡大中のロシア勢にあってヴァシレフスキーがどれだけ北米MMAを咀嚼しているかが、活躍の鍵となる。
[詳細&対戦カードはコチラ]