アダム エ ロペの駅ナカ小型店舗「ル マガザン」、初公開

「Adam et Ropé(アダム エ ロペ)」を展開するジュンが2012年春夏シーズンの展示会で、新コンセプトストア「Adam et Ropé Le Magasin(アダム エ ロペ ル マガザン)」を公開した。展示会場にはパリのKIOSQUEK(キオスク)をイメージしたユニット式店舗に、雑貨やオリジナルウェア、書籍等が並んだ。2012年3月のデビューに向けて、2月には首都圏のJRや地下鉄などの駅構内に実験店舗を設置予定だ。
展示会場の一角に設置された約5坪の「Adam et Ropé Le Magasin」は、小屋型の店舗で全てはね込み式の什器で構築されており、約6時間ほどで完成できる。小屋を中心にブックスタンドやテラスを設け、閉店時には店内のなかに全て収まるフレキシブルな仕様が特徴だ。店内には、初店舗オープンに向けてフランスやロンドンなどで買い付けられた雑貨や、ポストカード、本にまつわるあらゆることを扱う「BACH(バッハ)」代表 幅允孝氏のディレクションによってセレクトされた書籍がテーマごとに並べられている。店舗で取り扱う雑貨の単価は数百円〜と手頃。ヨーロッパだけではなく、アメリカ、日本など様々な国を対象に、「安くて面白いもの、つい手に取りたくなるもの(同店バイヤー)」を基準にセレクトしていくという。ウェアは試着しなくても購入可能なユニフォームをベースにオリジナルのワンマイルウェアを展開。店舗をイメージしたロゴ付きの、スウェットやニット、シャツなどを揃える。
ジュングループとしては初の駅ナカや空港、サービスエリアへと進出となる「Adam et Ropé Le Magasin」。ミニマムな空間の商業スペースでは5〜6坪、空港やサービスエリア、都心商業スペースでは15〜30坪前後の店舗を計画している。担当者は、「それぞれ地域ごとの特性に合わせて、戦略をたてていく予定。どこのマガザンに行っても、違うアイテムが見つかり、新たな発見ができるようなショップを目指している。」と店舗の構想について話した。
■アダム エ ロペ、小型店舗で駅・空港・サービスエリアに出店へ
http://www.fashionsnap.com/news/2011-12-01/adam-et-rope-magasin/