3日、ウクライナのキーウで会見するゼレンスキー大統領=ロイター

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 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日、ロシアのプーチン大統領に宛てた書簡を公表し、ロシアとの戦闘を終結させるためにプーチン氏との直接協議を提案した。

 ゼレンスキー氏がプーチン氏に書簡を宛てるのは異例となる。

 書簡では「ウクライナ人は永続的な戦争を望んでいない。戦争のない生活の方が良く、それを実現したい」と記し、首脳間による協議を要望した。協議については、スイスやトルコなど第三国での実施が望ましいとし、具体的な日程調整の着手を呼びかけた。交渉期間中は全面的に戦闘停止する考えも表明した。

 戦闘終結に向けた協議はイラン情勢の影響もあり、今年2月以降、途絶えている。タス通信によると、ドミトリー・ペスコフ露大統領報道官は4日夜、ゼレンスキー氏が要望した直接協議について「いつでもモスクワに来れば良い」と改めて訪露を提案した。プーチン氏は5月、第三国での会談も可能との考えを示したが、「平和条約に関する最終的な合意が成立した場合に限られる」と述べていた。

 書簡の公表を受け、ロシアとウクライナの交渉を仲介する米国のトランプ大統領は4日、ホワイトハウスで記者団に「彼らが会談について話しているのはうれしい。我々は大いに関わってきた。会談すれば素晴らしいことだ。終わらせるべきだ」と述べた。「双方が一定の妥協をすることを望む。彼らはそうするだろう」とも話した。