22日に岩手県大槌町で発生した山林火災は、発生から3日目を迎え、懸命な消火活動が続いています。東北を中心に空気の乾燥している所がありますので、引き続き、火の取り扱いには厳重な注意が必要です。

大槌町で延焼続く 22日は最小湿度9% 極端な乾燥状態

22日の午後に発生した岩手県大槌町の山林火災は、発生から3日目となり、現在もさらなる延焼と懸命な消火活動が続いています。

22日の岩手県沿岸部では空気の乾燥が顕著となり、大槌町に近い釜石のアメダスでは最小湿度が9%(午後2時台)と非常に低くなっていました。これはわずかな火種でも燃え広がりやすい危険な状態です。また、釜石の22日午後2時の風速は7.5m/sを観測しており、乾燥した空気に加え、強い風が吹いたことで火の勢いはさらに強まり、延焼のスピードも速くなったと考えられます。特に山林では落ち葉や枯れ草が多くあるため、火が一気に広がりました。

乾燥続く 火の取り扱いに注意

今日24日正午までの最小湿度は26%で空気が乾燥した状態が続いて、岩手県全域のみならず、東北の広い範囲に乾燥注意報が発表されています。岩手県では今後もしばらくまとまった雨の予想はなく、乾燥した状態が続く見込みです。このため、山林火災だけでなく、住宅火災や野焼きによる火災にも十分な警戒が必要です。

たき火や野焼きは控え、たばこのポイ捨てをしない、火を使った後は完全に消火を確認するなど、火災予防を徹底するようにしてください。空気が乾燥した状態では、普段は問題のない小さな火でも、大きな火災につながるおそれがありますので、ご注意ください。