人口減少時代 保育園・幼稚園はどう生き残る?「選ばれる施設」とは!?
急速に人口減少が進む中、地域から選ばれる幼稚園・保育園になるためには、どんな取り組みが必要なのでしょうか?幼稚園・保育園の生き残りをテーマにした講演会が、鹿児島市で開かれ、県内の幼稚園・保育園経営者が学びました。
講演したのは、全国で41の保育施設などを運営する立山 貴史さん (48 )です。立山さんは、過疎地の幼稚園を継いだ経験から、子どもの減少によって施設の維持が難しくなる現実を指摘。そのうえで、保育の質の向上や職員の待遇改善に取り組むことで、持続可能な経営を実現してきました。
鹿児島市では2022年に待機児童が全国ワーストとなり、対策を強化。保育施設を増やすなどして、一昨年待機児童ゼロを達成しました。一方で近年、全国的に不適切保育が問題となるなど「保育の質」の確保も課題となっています。
「保育の質の向上が一番だが、どうやったら地域に支持され、子どもを預けたいと思ってもらえるのか?ということを考えて、子育て支援に力を入れたり、職員の処遇向上に取り組んできた」
また、母親の妊娠期から子育て家庭に寄り添い、入園前から信頼関係を築くことの重要性も強調しました。
(参加者)
「子育て家庭との接点をどう作るか?地域の中で役割を失わないよう、改めて運営を考える必要性を感じた」
地域に必要とされ続けるために、保育の枠を超えた役割が問われています。
