ハーフパンツなどの軽装で働く東京都環境局の職員(22日、都庁で)

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 今年の熱中症特別警戒アラートの運用が始まった22日、東京都はTシャツやハーフパンツ姿で働く職場の様子を公開し、賢い省エネと快適な暮らしの両立を目指す「東京クールビズ」の実践を呼びかけた。

 東京クールビズは、従来の「夏の涼しい服装」に加え、エネルギーを賢く使うことも「クール」だとする視点を取り入れ、〈1〉働く〈2〉暮らす〈3〉装う――の3場面で1年中、クールな生活様式への転換を呼びかける。

 〈1〉は早朝勤務やテレワークの促進、〈2〉は「暑さチェッカー」も活用して暑さ指数(WBGT)を意識する、〈3〉はTPO(時と場所、場合)に応じて快適性を重視した服装を推奨することなどを想定する。

 中東情勢の悪化によるエネルギー価格の高騰や近年の猛暑を受けて提唱したもので、都は小池百合子知事が環境相時代に定着させた「クールビズ」も参考に、新たなキャンペーンとして都内での普及を目指す。

 この日、都庁第2本庁舎の環境局フロアでは、Tシャツや半袖ブラウスで働く職員の姿が目立ち、ネクタイを締めた職員は見られなかった。初めてハーフパンツで出勤した渡辺秀行・国際環境協力担当課長(41)は「少し勇気が必要だったが、とても快適で仕事の能率も上がりそう。もっと暑くなれば早朝出勤やテレワークも活用したい」と話した。都は今月、ハーフパンツでの就業を許可する初の通知を出している。