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 ◇インターリーグ ホワイトソックス11-5ダイヤモンドバックス(2026年4月21日 フェニックス)

 ホワイトソックスに不思議な「珍」ランニングホームランが飛び出した。

 8-2の9回無死一塁で、サム・アントナッチ内野手(23)が打席に入ると、左打者の背番号17は投球を流し打って左翼線へ。

 すると、その打球をフェンス際に座っていた「ダイヤモンドバックス」の帽子をかぶった成人男性の「ボールボーイ」が、ファウルと勘違いしたのかフェア打球にも関わらず捕球しようとした。

 結局、打球はボールボーイが「トンネル」も、一瞬グラブが「触球」しており、それを見届けた打者走者のアントナッチも守備陣も、ボールデッドとセルフジャッジし一瞬プレーをゆるめてしまった。左翼手は打球を追うのをやめてしまったほどだ。

 だが塁審は何もジャッジせず。それに気づいたアントナッチは再び全力疾走し、一気に本塁を駆け抜ける「2ラン、インサイドパークホームラン(ラニングホームラン)」とした。

 ダイヤモンドバックス側から触球に関する「チャレンジ」があり、明らかに打球に触れている映像も流れボールボーイも気まずそうな表情となったが、結局判定は変わらずアントナッチのホームランとなった。

 試合はホワイトソックスの大量リードでほぼ決していたが、ボールボーイの複雑な表情だけが映像で映し続けられる「珍」本塁打となった。