【フローラS】ラフターラインズ キレキレの鬼脚でオークス切符獲る 小笠師「切れは極上なので」
「フローラS・G2」(26日、東京)
ラフターラインズがキレキレの末脚で権利奪取だ。前走のきさらぎ賞で見せたパフォーマンスがとにかく強烈だった。ゲートが開くと立ち上がるような格好で大きく出遅れ。道中も力み加減だったが、直線に向くと一気に闘志に火がついた。
レースの上がりを0秒9上回る猛烈な末脚を発揮。重賞上位常連のゾロアストロ、24年1歳セレクトセールにおいて5億9000万円(税抜き)で取引された超高額馬エムズビギンをタイム差なしまで追い詰めた。デビューから4戦全てで上がり最速。直近2戦は32秒台という極限の数字をマークしており、小笠師も「切れは極上なので」と、その末脚にほれ込む。
前走後は福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出され、今月8日に帰厩。美浦Wでエンセリオ(5歳3勝クラス)と併せ馬を行った1週前追いでは、4馬身追走から直線で内に入ると、しまい重点の負荷で滑らかに加速。最後は1馬身差をつけてフィニッシュした。トレーナーは「帰厩後も順調ですね。少し重い馬場でもしっかり動けていました」と納得顔だ。
唯一の不安は、燃え盛る気性面。指揮官は「落ち着きが出てくれれば」と願いつつ、「今はメンタル的にも落ち着いていて良さそう。馬体重は大きく変わっていないけど、少したくましさが出てきました」と心身ともに成長を感じ取っている。
樫のスタートラインに立つためにも、ここは勝負駆けの一戦。鞍上には豪州の名手・レーンを確保した。最終追い切りで騎乗する予定でもあり、ファーストコンタクトでどういった感触を発信するのか要注目だ。
