卓上のカーリング「カーレット」が神奈川・開成町で人気 全国優勝を遂げるチームも

卓上のカーリングとも称されるニュースポーツ、カーレットの人気が開成町で高まっている。高齢者や障害者も無理なく楽しめるとあって各自治会単位で用具をそろえるなど競技の輪は町ぐるみで拡大。全国優勝を遂げるチームも生まれ、山神裕町長も「健康づくりに加えて交流の場になっている」と目を細める盛り上がりぶりだ。
「ああ、外れた」「今度は私の勝ちね」。4月上旬の町福祉会館(同町吉田島)。扉が開け放たれた一室から、お年寄りたちの歓声と笑い声が響いていた。
カーレットは日本発祥のスポーツで2011年に誕生した。カーリングの「カー」と小さいを意味する「レット」を合わせた造語で、専用マットは会議机2台分(長さ3・6メートル、幅60センチ)の大きさ。1チーム3人で、花こう岩でできた重さ約300グラムのストーンを滑らせて得点を競い、ガードを置いたり、はじき出したりと「氷上のチェス」といわれるカーリングさながらの戦略性が求められる。
開成では競技の黎明(れいめい)期から行われていた。約30人が加入する神奈川西湘クラブ事務局の中野千帆さんによると、夫の実さんが競技開発に携わっていたことがきっかけ。実さんは全国組織のNPO法人カーレットジャパン協会(東京都)の副理事長も務めていたことから、12年の同協会発足当初から町内で体験会が開かれていた。
