後続に大差をつけ最終障害を飛越するエコロデュエル

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 「中山グランドジャンプ・JG1」(18日、中山)

 大生け垣障害を跳んだところで断然の1番人気に支持されたエコロデュエルが、早めにスパートを仕掛けた。逃げたサンデイビスがペースを落とさなかったため、出切ったのは最終周回の外回りに出たところだったが、手応えが他の馬とは違い過ぎた。3〜4角で一方的に後続を突き放し、直線の最終障害を乗り切ったところでは完全に独走状態だ。昨年マークしたタイムをさらに1秒5も縮めてコースレコードを更新。2着馬に2秒差をつける大差勝ちでJG1・3連覇を達成。障害界の頂点の座を不動とした。

 異次元の勝ちっぷりに草野も驚きを隠せない。「ホッとしたのが一番です。とんでもない強さ。びっくりしました。スローの切れ味勝負になるのがイヤだったので、最悪逃げてもと思っていました。馬が行く気になっていたし、けんかをしても仕方がないので途中から行かせました。後ろはどれくらい来ているのかなと思ってターフビジョンで確認したら、他の馬が見えなかった」と超ロングスパートに対応したパートナーを絶賛した。

 今後は夏休みを挟んで東京ハイJ(10月18日・東京)から中山大障害(12月26日・中山)へ。岩戸師は「成長して大人になったね。今回は未対戦馬もいたけど、それでもこの勝ち方。年末はもう何が来ても大丈夫」とキッパリ。この王者の政権はきっと長く続く。