「おかしいじゃん!」横浜FM監督が“早すぎる笛”に激昂…オフサイドディレイめぐり猛抗議「チャンスだよ。しかもオフサイドじゃない」

【明治安田J1百年構想リーグ】横浜F・マリノス 1−2 川崎フロンターレ(4月18日/日産スタジアム)
いわゆる「オフサイドディレイ」をめぐって、指揮官が感情を爆発させた。
4月18日の明治安田J1百年構想リーグ第11節で、横浜F・マリノスと川崎フロンターレが対戦。アディショナルタイムに勝ち越しゴールを決めた川崎が、2−1で神奈川ダービーを制した。
審判の判定を巡って日産スタジアムがエキサイトしたのが31分だった。センターサークル付近で横浜FMのFW谷村海那が、川崎のDF松長根悠仁と競りながらロングボールをフリック。ボールが背後に落ちると、FWユーリ・アラウージョが全速力でボールを追いかけていち早く到達し、ゴールに向かって突き進もうとした時だった。副審の旗が上がり、主審がオフサイドを告げるホイッスルを鳴らした。
アラウージョが主審に近寄って抗議する中、横浜FMの大島秀夫監督は両手を広げて頭を横に振り納得できない様子。「オフサイドじゃなかったらどうするんだ。なんでよ。チャンスだよ。流せばいいじゃん。なんでこのタイミング。おかしいじゃん。しかも、オフサイドじゃない」と、収音マイクに拾われるほど大きな声で異議を唱えた。
谷村のオフサイドは微妙だったが…

この一部始終に実況・西岡明彦氏は、「大きなチャンスだったのにオフサイドでプレーが止まったことに関して、大島監督が非常に抗議しています」とコメント。解説の戸田和幸氏は、「(オフサイドラインを)出ているか出ていないかギリギリのところですけど、(VAR要件も満たしていないだけに)ジャッジのまま進めるしかないと思います」と、もどかしい状況を解説した。
大島監督が要求したのが、「オフサイドディレイ」だった。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入以降は、際どいオフサイドから得点チャンスに繋がる可能性がある場合は、主審と副審はすぐにはファイナルジャッジせず、プレーを続行させる傾向が強まっている。仮にそのままゴールが決まった場合は、一連の流れをVARで確認し、オフサイドがあればゴール取り消しなるのだ。
今回も谷村のオフサイド有無は極めて微妙で、アラウージョがそのまま抜け出せばシュートまでいけた可能性があり、本来であればオフサイドディレイでプレーが流されても不思議はない。だからこそ大島監督は激昂したのだった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1百年構想リーグ)
