皇居・東御苑内に「猿田彦珈琲」が出店協議、猿田彦神社のある三重県には最大規模の店舗
3日、皇居・東御苑内に建設中の「大手休憩所」(仮)のカフェ事業について、コーヒーチェーン店「猿田彦珈琲」が優先交渉権を取得し出店協議に入ったことが発表された。
大手休憩所とは、外国人を中心に皇居東御苑への観光者が急増したことを受けて大手門側に新造される休憩所で、もともと東御苑は1960年代より皇居の一部を附属庭園として開放しており、音楽堂や美術館などが作られていた。今後はターミナル駅である東京駅に近い大手門付近に休憩所を整備し、利用者のニーズに合わせて売店やカフェの設置を行うという。
なお、東御苑は皇居であるためアルコールは禁止。代わりに外国人でも利用しやすいコーヒーや軽食を提供できるカフェの建設を検討していたという。
このたび、優先交渉権を取得した猿田彦珈琲は2011年に誕生したばかりのコーヒーチェーン店で、都内を中心に30店舗ほどしかない小規模経営であるが、コーヒーの味を評価され日本コカ・コーラ社商品の監修なども行っている。
その一方で今回、大手休憩所に猿田彦珈琲がオープンされるのは「名前で選ばれた可能性が高いのでは」ともうわさされている。
猿田彦とは日本神話に登場する神様「猿田彦大神」のことで、『古事記』および『日本書紀』に名前が出てくる「みちひらきの神」である。猿田彦珈琲は猿田彦大神の名前を拝受して命名されており、実際に猿田彦神社が建立されている三重県には猿田彦珈琲が出店し同社における最大規模の店舗となっている。
恐らく今回の大手休憩所への出店も、そのような日本神話への敬い方などが評価されたためだと思われる。
