職場の駐車場に現れた赤ちゃん猫→数ヶ月後、たくましく成長した姿が愛くるしい「ヤンチャな弟キャラに」
保護時に協力してくれた、病院の職員さんたちの優しさが忘れられない――。愛猫ぴっぴくんと出会った日を、そう振り返るのは飼い主のまるママさん(@maruchannel0820)。
ぴっぴくんは2025年6月20日、ぴっぴくんは飼い主さんの娘さんが勤める病院の駐車場に現れました。
◆勤務する病院の駐車場で娘が“ひとりぼっちの子猫”を保護
「事情を知った看護部長は、娘を早退させてくれました。そして、娘たちを心配してくれたのか、私の職場には娘の勤務先から電話が入りました」
当時、ぴっぴくんは生後1ヶ月ほど。結膜炎を患っていましたが、幸い大きな病気は見つかりませんでした。「ぴーぴー」というかわいい鳴き声から、家族は“ぴっぴ”と命名。「元気いっぱい生きてほしい」という想いも込めました。
子猫期は数時間おきの授乳や排泄の介助など、サポートが必要な場面が多いものですが、飼い主さんは特に大変だとは感じなかったそう。
「むしろ、ぴっぴが来てくれたことで、さらに幸せになれました」
◆甘えん坊な時期を経て、マイペースな性格に成長
子猫期は、目の色がキトンブルーと呼ばれる独特の色味をしています。飼い主さんは、その瞳がどう変化していくのかワクワクしながら成長を見守っていました。
すると、ぴっぴくんの瞳は綺麗なゴールドアイに。体が大きくなるにつれて自立心が芽生えていったのか、行動にも変化が見られました。
「子猫の頃は私の首下や肩の上などに体をくっつけて眠っていましたが、少し距離をとるようになりました」
ただ、子猫らしい無邪気さは健在。背中によじ登ったり、ちょんとタッチをして何食わぬ顔で去っていったりして飼い主さんを笑顔にしました。
「どんなときも飄々(ひょうひょう)としていて、かわいいです。起床時にぴっぴから頭突きをされて、1日が始まります(笑)」
◆かわいいKO姿も! 先住猫にじゃれ合いを求める無邪気さが微笑ましい……
実は、飼い主さん宅には先住猫まるちゃん(マンチカン)も暮らしています。ぴっぴくんは人間に怒ることがない穏やかな性格ですが、まるちゃんの前ではやんちゃな弟キャラに。急に飛びかかり、じゃれ合いを求めます。
「まるちゃんはグルーミング中、ぴっぴの長い足でケリケリされることがあります。ぴっぴはまるちゃんから反撃されると、お腹を見せた後に立ち上がりますが、またパンチされます。そのじゃれ合いが楽しいみたいです」
ぴっぴくんのお迎えは、まるちゃんの日常に刺激を与えるだけでなく、家族の日常にも変化をもたらしました。飼い主さんいわく、多頭飼いになったことで家族はみな自然と猫のお世話をするようになったそう。イレギュラーなことがあっても、猫ファーストをより心がけるようにもなったといいます。
「迎えた時、空腹の状態でこちらを見ながら、大きな口を開けて思いっきり鳴いていたぴっぴ。あのときの状況や姿は、一生忘れません」
優しい人たちの連携によって、命を紡ぐことができたぴっぴくん。これからも無邪気な姿をたくさん見せ、自由奔放ニャン生を楽しんでほしいものです。
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291

