【女子ゴルフ】小林光希66で急浮上「去年よりいい終わり方を」同じ首位で臨む最終日 今度こそ初優勝を
◇女子ゴルフツアー アクサ・レディース第2日(2026年3月28日 宮崎県 UMKCC=6539ヤード、パー72)
ツアー未勝利の小林光希(23=三徳商事)が1イーグル、4バーディー、ボギーなしの66をマークし、通算9アンダーで高橋彩華(27=サーフビバレッジ)とともに首位に浮上した。
自己ベストに並ぶ好スコアで回った小林は「昨日はショットが全然ダメダメだったけど、今日はショットが修正できて凄く良かった」と胸を張った。
この日スタート前にスイングを修正した。「手で(クラブを)上げていたので、下半身と一緒に上げるようにした。それがカチッとハマった」。下半身主導を意識したらショットの精度が上がった。
4番で2メートルにつけてバーディーを先行させ、パー4の6番では残り105ヤードからPWでカップに放り込みショットインイーグルを決めた。
「完ぺきだと思ったら入った。凄くうれしくて、飛び跳ねて喜んだ。キャーって叫んじゃった」
オフにリズム感を磨いたパットも冴えた。8番は5メートル、9番は2・5メートルを沈めて、2オンした10番パー5は15メートルから2パットで収めて3連続バーディーを奪いリーダーボードを駆け上がった。その後はスコアを伸ばすことができなかったが、ボギーなしで終えた。
岡山県出身。米男子ツアーで活躍中の久常涼は中学時代の同級生。3度目の挑戦だった22年プロテストに合格。プロ2年目の24年フジサンケイ・クラシックの2位が自己最高成績。昨季は3位が2回、4位が2回と上位に入りながら初勝利には届いていない。プロテスト同期の神谷そら、仲村果乃、呉佳晏が次々と優勝する中で「自分だけ置いて行かれた感があった」と焦りも感じていた。
前回大会も首位に並んで最終日を迎えながら緊張から72と伸ばせず4位に終わった。
「必死でした。去年は最終日に伸ばせず悔しい思いをした。今日も後半は耐えることができたし、ちょっとは成長したと思うので、去年よりいい終わり方ができたらいい」
この大会は過去3年連続で初優勝者を輩出している。KKT杯バンテリン杯の5年連続に次ぐツアー2位の記録は、未勝利の小林にとっては心強いデータになる。2年連続の最終日最終組で1年越しのリベンジを果たし、悲願を叶える。そのための舞台は整った。
