『ばけばけ』ヒロイン眄个△り、撮影最終日に見せた“温かい涙”。制作統括が明かす「ラスト2週間の見どころ」は
◆父・司之介の“クズムーブ”への思い
「ただ、借金をしてでもヒリヒリした生活を送ることを望む人は実際にいますし、大なり小なり誰もが抱えている部分だと思います。司之介はそういった部分が人よりも大きい人物なだけなんです。
とはいえ、司之介は悪人ではありません。変なことをしても『それも父上らしいね』と許されて、なんだかんだで良いところも悪いところも受け入れられ、愛されている。もちろん、司之介だけではなく、フミ(池脇千鶴)や勘右衛門(小日向文世)にも悪いところはあります。それでも受け入れ合い、支え合っている家族を描きたかったんですよね」
一部で司之介に対する否定的なコメントが寄せられたが、その点については「『こんな父親、縁を切ればいいじゃん』という声もありますが、当時それは簡単ではない。当時の家族制度を全肯定するつもりはありませんが、ダメなところを受け入れる懐の大きさや、家族に対する優しさを、松野家から感じ取ってもらえると嬉しいです」と語った。
◆軍拡が、松野家に今後起こる事態のきっかけに
他にも、熊本編では印象的なシーンがある。作中では軍備拡張(軍拡)が着実に広がっており、ついつい緊張感を覚えてしまう。軍隊を描いた背景として、橋爪氏は「当時の熊本は軍隊の町だったんですよね」と回答する。
「今の人が軍隊を見ると『ここから世界大戦につながっていくのか』と連想するかもしれません。ただ、当時の熊本では、“軍隊の存在も含めて街の発展”と捉える感覚がありました。私たちとしては、その時代感覚を踏まえ、熊本を都会的な街として描く意図で軍隊を登場させています。もちろん、後に戦争につながっていく気配も多少にじませる狙いもありました」
続けて、「さらに、軍拡が松野家に今後起こる事態のきっかけになっているので、そのためにも今回描きました」と補足した。
◆眄个△り23歳、座長としてのすごみ
『ばけばけ』は2月上旬にクランクアップしたが、その時の雰囲気はどうだったのか。橋爪氏は「眄个気鵑燭舛盖磴い討い泙靴燭韻鼻悲壮感はなく、温かい空気でした」と話す。
「ドラマ自体のクランクアップの日程がなかなか定まらず、事前にはっきりとした日程を伝えられませんでした。それでも、クランクアップの時は十数名のメインキャストの方々がスタジオに駆けつけてくれて、盛大にその瞬間を迎えることができました」
クランクアップを迎え、改めて“チーム『ばけばけ』”を振り返ってもらう。
「本当にいいチームでした。やはり眄个気鵑座長として引っ張ってくれたことが大きいです。覚えるセリフも、取り組むシーンも本当に多かったです。なにより、朝ドラヒロインを務めるということで、ドラマに関する良い話も悪い話も全部眄个気鵑抜慙付けられがちです。

