準々決勝でオーストリアと対戦した日本。0−1で敗れ、初の4強進出は果たせなかった。(C)Getty Images

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 廣山望監督が率いるU-17日本代表は現地11月21日、カタールで開催されているU-17ワールドカップの準々決勝でオーストリアと対戦した。

 日本のスタメンは以下のとおり。システムは3−4−2−1。GKはキャプテンの村松秀司、3バックは右からメンディーサイモン友、藤田明日翔、藤井翔大、ダブルボランチは野口蓮斗と和田武士、ウイングバックは右に竹野楓太、左に姫野誠、2シャドーは平島大悟と小林志紋、1トップは浅田大翔というスカッドだ。

 日本は立ち上がりからペースを掴む。竹野、姫野の両サイドを起点にスピーディな攻撃を繰り出す。

 18分、高い位置でボールを奪い、ボックス内に進入した小林のパスから平島が決定的なシュートを放つ。だが、これは敵GKの好守に阻まれる。22分にショートコーナーから持ち運んだ小林の強烈な一撃は、枠を外れる。

 28分には左サイドから姫野が山なりのクロスを供給。ゴール前に走り込んだ平島がダイレクトで合わせる。ビッグチャンスだったが、またも敵GKのファインセーブの前に仕留め切れない。

 数々の好機はあったものの、日本はモノにできないまま前半を0−0で終える。
 
 迎えた後半、廣山監督は瀬口大翔と吉田湊海を投入。46分にさっそく日本はチャンスを創出する。瀬口が際どいシュートで敵GKを慌てさせ、その流れから浅田が粘り強く狙ったが、放たれたボールはバーの上に。

 その3分後、日本は失点。相手の右CKはショートコーナーで、これを受けたヨハネス・モーザーの狙いすました左足シュートでゴールを割られた。

 1点を追う日本は攻撃の強度をさらに高める。57分に瀬口が直接FK、58分には吉田が可能性を感じさせるヘディングシュートと、立て続けに相手ゴールに迫る。

 69分には、ボックス内で瀬口のパスを受けた浅田が左足を振る。しかし、再三にわたり好セーブを見せているオーストリア守護神の牙城を崩せない。

 その後も分厚い攻撃で畳みかけた日本だが、ゴールが遠い。90+4分には、自陣エリア内のファウルでPKを献上も、ハサン・デシシュクのPKを村松が完全に読み切ってストップする。

 残された時間はわずか。だが同点弾は奪えず、0−1でタイムアップの笛。この試合に勝利すれば初の4強進出を果たせたが、無念のベスト8敗退となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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