「中小企業が1億の借金で超得する方法はこれ。倒産させないプロが本質を教えます!」と題した動画で、倒産させないプロとして知られる黒字社長・市ノ澤翔さんが、経営者にとっての借金の本質や注意点について熱く語った。動画冒頭で「決して社長が儲けたから、金があるわけじゃないですよ、ということは勘違いしないでいただきたいなと思います」と釘を刺し、経営者が陥りがちな“お金の誤解”に斬り込んだ。

動画内では、まず「借金が悪か、いいものなのかは何のために借金するのかによって変わってくる」と、用途の重要性を強調。コロナ融資で不必要に多額を借りた会社が倒産に追い込まれる例を引き、「足りないお金を借りてきて使い切っちゃって、返済が始まって困る会社が増えている」と現状を指摘する一方、「会社を潰さないための借金には意味があるが、増える見込みもなく借りるのは危険」と断言した。

さらに「いい借金と悪い借金がある」という視点を明確にし、「借りた1億円を使って2億、3億と売上を増やし、利益も増やせるならそれはいい借金。しかし、全部溶かして返済だけが残るのは悪い借金」と警鐘を鳴らす。経営者には「増やせるあてがなければ借りないでほしい」とも語った。

また、会社の規模や業種によって借入額の意味合いが変わることを、具体的な数字やバランスシート(BS)の説明をまじえて分かりやすく解説。「サービス業で3億円の売上なら利益が出ても、卸売業で同額の売上だとあら利益はその10分の1しか残らない」など、業態ごとの実態にも言及。「年商10億円の社長だからすごい、とは一概に言えない」と、本質を見誤らないよう呼びかけた。

「借金をして手元にキャッシュが増えると、経営者の気持ちには大きな余裕が生まれる。その余裕が経営判断を正しく保つ」と“お金の余力”の心理的効果にも触れつつ、「お金で気持ちに余裕を持つには、使い道を増やすこと。経営者の仕事は、お金を使って増やすことだ」と本来の役割を再三強調。「無駄遣いや贅沢は自己資本でやればよく、借金はあくまでも会社を成長させるために使うもの」と“当然の金銭感覚”を求めた。

終盤では「手元の現金はあくまで借金であり、自分が儲けた証拠ではない。そのことを理解して、いい借金ができる経営者になってほしい」と訴える。さらに「会社にお金を残す方法は、このチャンネルの過去動画を見れば分かる。未来の動画も取りこぼさず視聴してほしい」と自らのYouTubeチャンネル登録も勧め、最後は「いい借金にするも悪い借金にするも、全ては社長次第。数字に強くなって、会社にお金を残せる経営者を目指してください」と力強く締めくくった。

動画のラストには、「もしも1億円の借金を効果的に使いこなしたいなら、資金を増やすためのスキルと意志が何よりも大事。興味がある人は過去動画や事業相談も活用してほしい」と、実践的なアドバイスも忘れなかった。

チャンネル情報

中小企業の財務の強化や業績アップを支援し、会社に潤沢に資金が残る強く潰れない会社へと成長させる手法を確立し、多くの中小企業をサポートしている。【著書】頭がいい社長は“会社のお金”のココしか見ない 90日で手残りを増やす「武器としての簿記」??お仕事の依頼はこちらfree@libertad.fun